10月5日は「レモンの日」だそうです。レモンはビタミンCが豊富なことで知られていますが、その魅力は、ビタミンCだけではありません。体内時計を整える働きや、若返りホルモン「アディポネクチン」の分泌を促す働きもあるアンチエイジングフルーツなのです。
■レモンでアンチエイジング!その理由2つ
(1)代謝の良い身体作りに◎
レモンの香り成分「リモネン」には、体内時計のリセットをサポートする働きがあります。私たちの身体に備わっている体内時計は、24時間では動いていないため、毎朝のリセットが必要です。このリセットがスムーズでないと、それぞれの臓器の働きも緩慢になり、結果として代謝の悪い太りやすい体質になってしまいます。ですから、レモンで体内時計をリセットすることは、代謝の良い身体作りをサポートします。
(2)若返りホルモンUPに◎
|
|
若返りホルモン、肥満抑制ホルモンとも呼ばれる「アディポネクチン」は、糖のエネルギーとしての燃焼をうながす働きがあり、脂肪として蓄積されにくい身体を作ります。また、真皮線維芽細胞のヒアルロン酸合成をうながす効果もあり、お肌にもうれしいホルモンです。レモンの皮に含まれるポリフェノールには、このアディポネクチンの分泌を促す働きがあることがわかっています。身体もお肌もアンチエイジングできるフルーツといえますね。
■アンチエイジングになるレモンの食べ方
・朝は絞りたてを!
体内時計のリセットをサポートするのは、レモンの香り成分です。ですから、朝は絞りたての香りのいいレモンを食べましょう。
・皮ごと食べる
|
|
アディポネクチンの分泌を促すのは、レモンの皮に含まれるポリフェノールです。塩レモンやレモンのハチミツ漬けなどを調味料として使い、レモンは皮まで食べたいですね。レモンの皮をよく洗って、チーズおろしなどですりおろしたものを、サラダやシリアルに加えても美味しいですよ。
とっても身近なレモン。「レモンの日」を機に、レモンを毎日の習慣にしてみてはいかがでしょうか。(美養フードクリエイター 岩田まなみ)