異例の表明について、ヴォーグは「これまで編集長が政治的な意見を述べることはあったが、雑誌として大統領選挙について言及することはなかった。しかし、今回の選挙がもたらす危険性や、今後築かれる歴史への影響を考えた上で、これまでのやり方を変える必要があると感じた」と述べている。クリントン氏の移民政策や人種差別、LGBTQの権利保護へのこれまでの取り組みを評価し、「クリントン氏が非の打ち所のない候補者ではないことは理解しているが、彼女の知性や豊富な経験は、明確で希望の持てる政策に表れている」とコメントを発表している。
英メディアBusiness of Fashionの報道によると、同誌編集長のアナ・ウィンター(Anna Wintour)は、クリントン氏が選挙活動時に着用する衣装への助言も行っているという。