谷田浩と西本絵美が手がける「ベッドサイドドラマ(bedsidedrama)」が、初めてショー形式でコレクションを発表した。2017年春夏コレクションのテーマは「DAYDREAM BELIEVER」で、現実と夢が交差する世界観を表現。昨年35歳の若さで逝去した創業メンバーの一人、ぬいぐるみアーティストのさとうかよの作品を彷彿とさせるアートピースも披露した。
「ベッドサイドドラマ」が10周年で初のショーの画像を拡大 「ベッドサイドドラマ」は、2006年に「ストフ(STOF)」デザイナーの谷田浩、現代美術家として活躍したさとうかよの2人によって設立されたブランド。2017年春夏は「DAYDREAM BELIEVER」をテーマに、「起きていても夢を忘れられないようなコレクション」に仕上げたという。
会場にはブランコや窓のフレームが吊るされた劇場型の舞台が設置され、10周年の集大成として過去のコレクションに登場したモチーフを織り交ぜた。オパール加工を施したパンツやプリント柄のトップスといった"見せるため"の素材にこだわったアイテムに、ろうそくや羽をデコラティブに装飾したヘッドピースを組み合わせることで、非現実的な世界を表現。ショーには故さとうかよへのオマージュとして、ぬいぐるみを使った作品もあり、フィナーレでは彼女に思いを馳せ涙を流す来場者もいた。
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