「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」が、初の単独ショーを宮下公園で開催した。今シーズンはテーマを設けず、デザイナーの青木明子が気になっていたという「90年代後半のメタル的な空気感」をアイテムで表現。肩や腰、スリーブなど女性のシェイプに着目した。
「アキコアオキ」が初の単独ショーの画像を拡大 「アキコアオキ」は「現実に潜むファンタジーを、本質的な感覚で切りとっていく」をコンセプトに、ファッションを生きる行為そのものと捉え、それを纏う人の生き方や姿勢が感じられる衣服を提案しているブランド。2017年春夏コレクションでは、肩、スリーブ、パンツ裾にボリュームを持たせ、ウエストをコルセットやベルトで締め上げて女性の強さを感じさせるシェイプをベースに、フラワープリントやドット柄、フリル、リボンなど女性らしさを象徴するディティールを組み合わせることで、ウィメンズウエアのカテゴリーに分別し難い独自のスタイルを提案。ニップレスにも使われているラバーシートで作った素材を用いたドレスは、「イッツ(ITS)」2016のファイナリストに選出された「チナミ トキザワ(Chinami Tokizawa)」とコラボレーションしたもので、「皮膚と生地を融合させる」ことを狙ったという。
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