香川は7戦ぶり先発も途中交代 ドルトムントは最下位とドローで3戦未勝利

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2016年10月23日 00:29  サッカーキング

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ドルトムントは最下位インゴルシュタットと引き分けて3戦未勝利となった [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第8節が22日に行われ、インゴルシュタットと日本代表MF香川真司が所属するドルトムントが対戦した。香川はリーグ戦では開幕戦以来7試合ぶり、公式戦としてはチャンピオンズリーグ(CL)のスポルティング戦に続いての先発出場となった。

 現在5位のドルトムントは、第6節でレヴァークーゼンに敗れると、前節はヘルタ・ベルリンと引き分け、2試合勝ちなしとなっている。CLでは好調を維持しているため、その勢いをリーグ戦につなげたい。一方、インゴルシュタットはここまで1分け6敗の最下位。今節はホームでリーグ戦初勝利を目指す。

 この試合で先制したのはホームのインゴルシュタット。6分、右サイドでFKのチャンスを得ると、マルクス・ズットナーが左足でクロスを供給。ゴール前のアルモグ・コーヘンがこれを蹴り込み、リードを奪った。

 さらに24分、インゴルシュタットが先制点と同じような位置でFKを獲得。再びズットナーが左足でクロスを入れると、ニアのダリオ・レスカーノがヘディングシュート。これがファーサイドのネットを揺らし、インゴルシュタットが追加点を挙げた。

 リードを許したドルトムントは、ゴンサロ・カストロらがシュートチャンスを作ったものの、なかなか決定機にはつながらない。39分にはエリア手前でFKを獲得すると、ピエール・エメリク・オーバメヤンが無回転シュートで狙ったが、ここは惜しくも枠の上に外れてしまった。このまま2−0でインゴルシュタットがリードしてハーフタイムを迎える。

 ドルトムントは後半開始からパク・チュホを下げてクリスチャン・プリシッチを投入する。すると勢いを取り戻したドルトムントがインゴルシュタットを敵陣に押し込み、一方的に攻め込む時間が続く。58分にG・カストロを下げてマリオ・ゲッツェを投入すると、59分にスコアが動く。左サイドのウスマン・デンベレがクロスを入れると、オーバメヤンがヘディングシュートを決めて1点差に詰め寄った。

 インゴルシュタットは一転して苦しい状況に追い込まれたかに思われたが、すぐに反撃に出る。60分、モーリッツ・ハートマンが右サイドを走るフロレント・ハデルギョナイへタテパス。ハデルギョナイの折り返しをレスカーノがゴール左下に蹴り込み、再び2点差に突き放した。

 再びリードを広げられたドルトムント。69分にデンベレがドリブルで持ち上がると、右サイドのプリシッチへパスを送る。プリシッチが中央に入れたボールを最後はアドリアン・ラモスがダイレクトシュートで決め、ドルトムントが再び1点差とした。直後の73分、ドルトムントは香川を下げてフェリックス・パスラックを投入する。

 ドルトムントは終盤に猛攻を仕掛けると、左サイドのパスラックが上げたクロスから、最後はプリシッチがヘディングシュートを決める。これでドルトムントが同点に追いついた。さらに逆転を狙って攻撃を続けたが、最後まで勝ち越しゴールを奪うことはできず、3−3のドローに終わった。ドルトムントはなんとかドローに持ち込んだが、3試合未勝利。一方、インゴルシュタットも今シーズン初勝利を土壇場で逃す格好となった。

【スコア】
インゴルシュタット 3−3 ドルトムント

【得点者】
1−0 6分 アルモグ・コーヘン(インゴルシュタット)
2−0 24分 ダリオ・レスカーノ(インゴルシュタット)
2−1 59分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)
3−1 60分 ダリオ・レスカーノ(インゴルシュタット)
3−2 69分 アドリアン・ラモス(ドルトムント)
3−3 90+1分 クリスチャン・プリシッチ(ドルトムント)

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