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“昭和”の日本食、健康維持に効果あり

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2016年10月24日 12:00  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

1975年当時の食事を再現して検証

画像はリリースより

 日本の伝統食「和食」。ユネスコの無形文化遺産に登録されるなど、世界的にも高く評価されている食文化です。その特徴の1つが「健康的な食生活を支える栄養バランス」であり、一汁三菜の献立や発酵系調味料を活用することで豊かな食卓を作り上げています。日本人の長寿や肥満防止に役立っているとされますが、食の欧米化や多様化により、食卓の風景は変わりつつあります。

 そこで、東北大学大学院農学研究科の都築毅准教授らのグループは、1975年(昭和50年)頃の日本食に注目。以前の研究で、現代と過去の日本食をマウスに食べさせたところ、1975年頃の食事に最も高い健康有益性が認められたことが判明しており、今回はヒトにおいても有益な効果があるのか検証しました。

 検証方法は、過去の研究結果を基に1975年の日本食の特徴を再現し、実験1は軽度肥満者(BMI24〜30以下)、実験2は健常者を対象に実施。実験1は、現代食群30人、1975年型日本食群30人に分け、各食事を1日3食28日間摂取してもらい、開始前後に各種数値を測定しました。実験2では、同様に食事を摂取してもらうと同時に、週3回、1日1時間以上運動をしてもらい、各種数値を測定しました。

BMIの低下、ストレス軽減などが認められる

 研究に先立って、1975年型日本食の特徴を、多様性・調理法・食材・調味料・形式の5つに分類。調理法は、煮る、蒸す、生を優先し、揚げるや炒めるは控えめ、食材は大豆製品や魚介類、野菜(漬物を含む)、果物などを積極的に摂り、卵や乳製品、肉類は適度に摂るなどといったもので、これら5つの要素を満たした食事を被験者に提供しました。

 その結果、実験1では1975年型日本食群において、BMIや体重が減少し、悪玉コレステロールや、糖尿病の指標となるヘモグロビンA1cなども減少傾向を示しました。実験2でも、同群において、ストレスの軽減、運動能力の増加がみられ、1975年型日本食はヒトの健康維持にも有益な効果があることが確認されました。

 研究グループは、「この時代の日本食の特徴を社会に発信することにより、現在の食生活を見直す食育の一助となることが期待でき、患者数が増加している老化性疾患の予防に役立つ日本食を世界へアピールすることが期待できる」とコメント。およそ30年前の食事が、現代人を健康にする“魔法”の食事になるかもしれません。(菊地 香織)

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このニュースに関するつぶやき

  • このあたりを目標として、今昼食を作ってます。あくまでも目標です。夕食は手抜きというか昼の残りのリメイクおじや。毎回このテンションでは作れないけど、それでも健康になってきた実感はありそうです。
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  • 塩分が多くてよくないという人もいます。でも、こういう食事無くして日本人を理解できるのでしょうか?その地の恵みと文化の融合です。
    • イイネ!11
    • コメント 1件

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