限定公開( 44 )
1歳を過ぎると歩き始める子どもが多いですが、その頃から困り始めるのが、ベビーカーに乗っていてくれなくなるということです。
電車やバスなどでも、歩きたくて降りたがったり、ママに抱っこして欲しくて泣いている子どもをよく見かけます。
筆者は仕事の関係で、週に2回(行き帰り)2時間近い電車に乗って移動をするので、グズった時のためのおもちゃなどは必須なのですが、たまに家に置いてきてしまうことも!
そういう時に限って、子どもがぐずったりするんですよね。
今回は、そんな時に役立つ、“オモチャなしでも子どもが静かになる応急処置”をご紹介したいと思います。
|
|
昔からある手遊びは、やっぱり何度しても楽しんでくれるので、小さな手の動きや口パクや小さな声でも静かになります。
普段からいくつか手遊びをして、子どもが何が好きなのかをリサーチしたり、ママのレパートリーを増やしておくといいですよ。
子どもに大人気の曲を少しアレンジする、長く楽しくさせる方法があります。
|
|
(1)『はじまるよ、はじまるよ』
『はじまるよ、はじまるよ』は、“最後の手はおひざ”という部分に、“手は頭”や“手はお鼻”など変化を加えます。
そして、「次はどこがいいかな?」と聞くと、子どもが色々な場所が出してくるようになるので、どんどん一曲が長くなります。
(2)『あたま かた ひざ ポン』
こちらも同様に、“おめめ おはな おくち ポン”や、“あたま かた ひざ ピュン”などと変化を加えていきます。
|
|
子どもの顔のパーツや身体をくすぐってやるように触ると、ニヤニヤが止まりません。
(3)『きゅうりができた』
『きゅうりができた』では、「今何食べたい?」や「何の食べ物が好き?」などと聞いてみて、次から次へ子どもの好きな食べ物に変えてみます。
また、“塩振ってパッパパ”をコショウやゴマ塩にしたり、“マヨネーズをギュー”と様々な調味料に変えるのも面白いです。
子どもは思いついたものから口に出していくので、あり得ない組み合わせやおかしな言葉が出来上がったりもします。
そういう時は、「すごーい、そういうのも楽しいね」といって否定せず、子どもの発想を楽しんであげてください。
ママの反応が楽しくて、子どもはひたすら考えるようになりますよ。
お気に入りの絵本を1冊持ち歩き、読んであげるのもいいですが、絵本は大きなものも多く、カバンに入らないこともありますよね。
また、酔いやすい人や体調によっては、電車でも絵本を読むと酔ってしまいます。
そんな時には、手で絵本を開いたようにし、作ったストーリーを読む、“空想絵本”を読んであげましょう。
「むかしむかし」から始め、最後は「おしまい」と付けると、物語が作りやすくなります。
また、登場人物を家族やお友達にしたり、日常の楽しいできことや悲しいできごとを物語の土台にすると、子どもも興味が湧くようです。
(例)
むかしむかし、〇〇ちゃんとお父さんがいました。
お父さんは、桜ちゃんに「ティッシュを取って」とお願いしたのに「イヤだ」といわれたので、悲しくなり「えーん、えーん」と泣きました。桜ちゃんは「次は取ってあげよう」と心に決めました。
次の日、今度は、お父さんが「テレビのリモコンを取って」といいました。桜ちゃんは、今日は取ってあげました。するとお父さんは、にっこり笑って「ありがとう」といいました。
すると、桜ちゃんもにっこり笑顔が溢れました。「ありがとう」って嬉しいなと思いました。
また、途中で「次は何が出てくるかな?」などと聞くと、変な答えが返ってきたりして、変わったストーリーができあがるので、ママも楽しく読むことができます。
子どもが気に入ってくれると、自ら読んでくれるようになります。
はじめはストーリーになっていないこともありますが、それはそれで、「すごいね。上手に読めたね。」などと反応してあげて、子どもが楽しく、アウトプットできるようにしてあげてください。
いかがですか?
どちらの応急処置も、保育園の先生のように、楽しくコミュニケーションを取り、子どもの気分を上げるように徹します。何より、ママ自身が楽しむことが大切です。
子どもがグズってしまうのは、疲れた、飽きたという原因の他に、暑い、寒い、眠い、お腹空いた、人見知りなども考えられますから、様子を見て対応をしてみてくださいね。
【画像】
※ Iakov Filimonov, Oksana Kuzmina, Jaroslaw Grudzinski / shutterstock
【関連記事】
※ 去年はどんな絵本が売れていたの? 2015クリスマス絵本売上BEST10
※ 冬でもあったか!ベビーカーをオシャレに見せる防寒カバー10選
※ 【赤ちゃんあるある】思わず見とれる「おしりふき出しまくり問題」とイタズラ対策グッズ3つ
※ なんと7割のママが不安を感じてた…「都内の外出」でも安心なベビーカーの特徴3つ
※ 電車がベビーカーを挟んだまま発車!? 子連れママが「電車やバスで気をつけたい」3つのこと
※ 基本情報まるわかり♪赤ちゃんの月齢別ガイドが超便利!
【PICK UP! Sponsored 記事】
※ 実は、妊活する前に知っておくべき!「葉酸のヒミツ」大特集
※ お出かけシーズン到来!0歳児ベビーママの神アイテムとは
※ 家庭崩壊の危機!? 知るのも怖いママのストレス事情…
※ 冬の乾燥も悩まない!思わず触れたくなる「プレミアム肌」になろう
【著者略歴】
※ 山田みき・・・1歳と4歳の女の子ママ。エステティシャン・ヘアメイク。自身のアトピー・アレルギーを機に美容を学ぶ。NHKにてエステ指導や雑誌掲載多数。
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 andmama.media All rights reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。
洗顔料にお金かけても意味ナシ? デパコスはラインで揃えないとダメ? 本当の「美容のコスパ」を皮膚科医が検証(写真:ORICON NEWS)6
洗顔料にお金かけても意味ナシ? デパコスはラインで揃えないとダメ? 本当の「美容のコスパ」を皮膚科医が検証(写真:ORICON NEWS)6