夫の尿モレ、夫婦間で意識に差

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2016年11月15日 12:00  QLife(キューライフ)

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9割の男性が「妻にばれていない」と自信?


画像はリリースより

 ふとした時に、じわ〜とくる「尿モレ」。汚れた下着をそのまま洗濯機に入れて、素知らぬ顔をしている男性の方々、あなたの尿モレに奥さんは気づいているかもしれません。ユニ・チャーム株式会社が「男性のちょいモレ」について夫婦それぞれが抱える悩みなどを調べた結果、約4割の妻が洗濯の際に夫のパンツをチェックし、半数以上が実際に汚れを見つけていることがわかりました。

 調査は、20〜50代の既婚男女2,000人に実施。尿モレ経験がある夫の約9割は、自身の尿モレに妻は気付いていないと思っており、ばれていない自信があるようです。しかし、妻の約8割が1日はいた夫のパンツは尿がついて汚れていると思うと答え、“パンツチェック”を実行している妻の半数以上がしみや汚れを発見しています。

 尿モレというデリケートな話題だけに、男性の8割以上が「誰にも相談していない」状況で、妻に相談していると答えた人は約1割にとどまっています。一方で、夫が尿モレに悩んでいたら、隠さずに相談してほしいと答えた女性は9割。相談してもらいたいと思う妻に対して、周りに相談できず独りで悩みを抱え込む夫、といった夫婦間のギャップが浮き彫りになりました。

提案型の会話で、夫婦一緒に問題解決を

 調査では、妻の約9割が「夫の健康状態を自分以上に気遣う」と答えていることもわかりました。若い世代ほど、自分のこと以上に夫の健康状態が気になるという傾向がみられ、20代では最も高い93.6%。妻が夫の尿モレに敏感に反応しているのは、夫への“愛情”からなのかもしれません。

 夫の尿モレ問題を円満に解決する秘けつとして、一般社団法人「夫婦問題レスキュー隊」代表理事の木村泰之氏は「男性はプライドが高く、『空気を読んでほしい』とあまり口にするのも好まないため、『〜するといいみたい』など柔らかい提案型の会話や、自分のことも引き合いに出しながら、夫に『そうだなあ』と思わせるのがポイント」とアドバイスしています。

 女性は生理や妊娠など身体の変化に向き合う機会も多く、健康にも気を遣っていますが、男性は仕事の忙しさなどを言い訳にして自分の身体のことをなおざりにしがちです。まずは、妻が“ホームドクター”として夫の身体の変化に目を配り、尿モレのような悩みについても話し合える雰囲気作りから始めてみてはいかがでしょう。(菊地 香織)

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