バルサの“MSN”トリオ、メッシ(左)、スアレス(中央)、ネイマール(右)[写真]=Getty Images バルセロナが16日、インターネットサービスを運営する楽天株式会社とグローバル・スポンサー契約を締結したことをクラブ公式サイトで発表した。
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同日に本拠地カンプ・ノウで行われた記者会見には、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長やマネル・アロジョ副会長に加え、楽天の三木谷浩史社長も出席。三木谷社長は「我々のイノベーションや経験を使って貢献していきたい。ユニフォームのスポンサーシップ以上に、力になりたい」とコメントした。
契約は2017−18シーズンから4年間で、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』によると、契約料は推定年間5000〜6000万ユーロ(約58億6000万円〜70億3000万円)だという。
バルセロナは2013年7月からカタール航空と、推定年間3350万ユーロ(約39億3000万円)で3年間のスポンサー契約を締結。2015年夏には、地元ラジオ『El món a RAC1』に出演したバルトメウ会長が、社名を伏せたものの楽天と交渉中であることを示唆していたが、今年7月にはカタール航空との契約を2017年6月30日まで延長していた。
また、2015年6月にはバルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケが来日して三木谷社長を訪問し、同年12月にもFIFAクラブ・ワールドカップ2015で来日した際に会談。今夏も三木谷社長がオーナーを務めるヴィッセル神戸を訪問し、ノエビアスタジアム神戸や、いぶきの森練習場などを見学していた。ピケと三木谷社長の交流は、スポンサー契約に関係しているとも推測されていた。