半数以上の男性が「来世も今の妻と結婚したい」
画像はリリースより
永遠の愛を誓い合ったカップルでも、いつかは訪れる別れのとき。もしも生まれ変われるとしたら、今の夫もしくは妻と再び結婚したいと思いますか？株式会社ゆこゆこが、50代以上の男女2,115人を対象に行った調査で、男女それぞれの思いが明らかになりました。
調査によると、「生まれ変わっても今の配偶者と結婚したい」と答えた男性は51.8％、女性は44.7％で、男性の方が上回る結果となりました。「結婚したくない」と答えた男性は5.0％とごく少数なのに対し、女性は14.1％と多め。理由として、「リタイア後、老後の考えが全くかみ合わない（50代女性）」、「望んでも子供たちとの関わりや思い出を作ろうとしなかった（60代女性）」など、妻たちの“恨み節”が聞かれます。
この結果と夫婦の会話時間との相関についてみたところ、1日の会話時間が「3時間以上」と答えた人は、「結婚したいと思う」人が21.4％、「結婚したくない」人が5.5％と、その差が大きく表れました。一方で、「結婚したくない」人の9.0％が「夫婦の会話はない」と答えており、会話は夫婦仲をいつまでも保つためのキーポイントと言えそうです。
選ぶ漢字で、夫婦関係がわかる？
「夫婦関係を表す漢字」を選んでもらう質問では、男性は「和」、女性は「忍」が1位になりました。男女別にランキングを見ると、男性は2位「忍」、3位「愛」、4位「絆」、5位「楽」、女性は2位「楽」、3位「友」、4位「和」、5位「愛」という結果で、「絆」と「友」を除いて同じ漢字が選ばれています。
「生まれ変わっても今の配偶者と結婚したい」人が選んだ漢字は、「和」、「愛」、「信」などポジティブな漢字がずらり。しかし、「結婚したくない」人になると、「無」、「耐」、「慣」などネガティブなイメージの漢字が選ばれており、選ぶ漢字で夫婦関係がわかってしまうかもしれません。
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「忍」を選んだ女性からは、「主人は頑固な人で、折れないと日が暮れない（70代以上女性）」、「お互い『ググッ！』と心にコブシを握り忍ぶ（50代女性）」などといった声が聞かれました。なかには、「同居30年以上、忍耐の生活で辛かった」としながらも、「今は仕事も趣味も好きなようにできるので、楽」と、「忍」から「楽」に変わった女性もいます。妻は忍ぶしかないのか…と心配している方、夫婦関係は時と共に変わってゆくものです、どうかご安心を。（菊地 香織）
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