寒くなるにつれて、気になる身体のかゆみ。この時期の空気の乾燥が、肌に与えるダメージは相当のものです。今日からすぐにできるこんな入浴法で、かゆみをストップさせましょう!
■ボディタオル、ボディブラシは、しばらくお休み!「素手洗い」がおすすめ
洗い上がりがすっきりするからと、ボディ用のタオルやブラシを愛用されている方も多いですが、洗い過ぎは必要な皮脂まで落としてしまい、さらには摩擦によって肌の表面の角質層を傷つけるおそれがあります。かゆみが気になるときは、お休みにしましょう。そこでおすすめなのが、「素手」で洗うこと。本来、汗や皮脂などの汚れは、ごしごしとタオルやブラシでこすらなくても、手でやさしく撫でるように洗うだけで十分に落とせます。
■ 湯ぶね、シャワーの温度は38度〜40度に
湯ぶねとシャワーの温度にもご注意を。熱めのお風呂はからだが温まって気持ちがいいものですが、肌には大敵。肌に備わっている保湿成分や、肌の表面の油分がお湯に溶け出してしまうからです。するといっそう肌は乾燥しやすくなります。温度は、ぬるめに感じる38度〜40度程度がベストです。また、肌の保湿成分を逃さないために、長湯もしないように気をつけてください。温まる時間は10分程度で切り上げるのがよいでしょう。
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■保湿効果は絶大!入浴剤がわりに、グリセリン
市販の入浴剤には、肌に負担のかかるものもあります。代わりに、10cc程度のグリセリンを入れてみましょう。グリセリンは昔から、ひび割れやあかぎれのケアとして使われてきたもの。化粧品の原材料としても使われています。肌への刺激がないうえに、その保湿効果は絶大! お風呂上がりの肌はしっとり、すべすべです。
毎日のバスタイムにひと工夫すれば、肌のうるおい機能もぐっと上がります。この冬こそ、嫌なかゆみとお別れしましょう。(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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