自宅で手軽にゴルフの練習を 新世代スウィングシュミレーター『Tittle X』

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2016年12月12日 11:20  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

日本は世界的に見ても、ゴルフ人口が多い国だ。

手持ちの傘をクラブに見立て、スイングの練習をするサラリーマンがあちこちにいる。そして接待の定番と言えば、今も昔もゴルフ場だ。こんな国は、他にない。

ゴルフをスポーツとして発展させたのはスコットランドだが、エディンバラ市民にとってのキング・オブ・スポーツといえばサッカーかラグビーだ。それに比べれば、ゴルフはあくまでも二線級の競技である。

「ゴルフは社交辞令」と化している日本は、やはり極めて特殊な国なのだ。

自宅がコースに早変わり!

そんな我が国を意識したというわけではないだろうが、このような製品が『Kickstarter』に現れた。

『Tittle X』というものだが、これは一体何だろうか? 文字では形容しづらいが、何かに取り付ける器具だということだけは想像できる。

これはクラブに設置して使用する、ゴルフシミュレーターだ。スマートフォンやパソコンなどの機器と連動し、自宅にいながらホールで練習ができるという装置である。

スウィングの角度やインパクト、想定飛距離などを算出して接続機器の画面に反映させる。もちろんそれはデータとして残るから、自分のスウィングの癖が一目瞭然である。

少なくとも、傘で練習をするよりは遥かに効率のいいやり方だろう。

100ドルでできる「近未来ゴルフ」

Tittle Xの気になる値段だが、シミュレーター装置とスウィング練習用スティックのセットが99ドル(約1万1,000円)。大きなものではないので、値段も比較的手頃だ。

『Kickstarter』での投資プロジェクトは、すでに成功を収めている。しばらく観察してみたが、3万ドル(約340万円)の目標額に対して11万6,000ドル(約1300万円)もの資金が集まった。

日本のゴルフショップでも、この製品が店頭に並ぶかもしれない。また、そもそも広大な練習場所に恵まれない日本の環境を考えると、こうしたコンパクトな練習器具は普及する見込みがある。公園や河川敷の広場でゴルフの練習をすることは大変危険だが、バーチャルの世界ではいくら打っても問題ない。

こうした製品があるから、クラウドファンディングウォッチングはやめられない。

【参考・画像・動画】

Tittle X: The World’s First Ultra Compact IoT Golf Simulator – Kickstarter

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