『DIVE!!』がノイタミナでアニメ化、主演・梶裕貴「一緒に飛込む気持ち」

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2016年12月16日 12:11  CINRA.NET

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『DIVE!!』キービジュアル
森絵都の小説『DIVE!!』がアニメ化され、7月からフジテレビの深夜枠「ノイタミナ」で放送される。

2000年から2002年にかけて刊行された原作は、飛び込み競技を題材にした青春小説。ダイビングクラブを存続させるため、主人公・坂井知季らがオリンピック出場を目指すというあらすじだ。2008年に熊澤尚人監督が実写映画化し、林遣都、池松壮亮、溝端淳平らが出演したほか、漫画化やラジオドラマ化もされている。

アニメ版の制作は昨日12月15日に開催された『ノイタミナプロジェクト発表会2017』で明らかになったもの。知季の声を演じるのは梶裕貴。キャラクター原案は『夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜』のヤスダスズヒトが手掛けるほか、監督は鈴木薫、シリーズ構成は待田堂子、アニメーション制作はゼロジーが担当する。

同作のオフィシャルサイトでは主演の梶や原作者・森らのコメントが掲載中。梶は同作について、「僕も知季と一緒に飛込む気持ちで、全力で取り組みたいと思っています。よろしくお願いします」と意気込みを明かしている。

■梶裕貴のコメント
・出演が決まった感想
飛込みという競技について、今現在まだまだ知識は無いものの、TVなどで取り上げられる度に「難しそうだけど、とてもカッコいいスポーツだな」と以前から思っていたので、そういったテーマの原作「DIVE!!」に関わることが出来てとても嬉しいです。僕も知季と一緒に飛込む気持ちで、全力で取り組みたいと思っています。よろしくお願いします。

・大事にしている自分だけの一瞬について
芝居をしている時!!

・視聴者に向けたメッセージ
原作に描かれているような飛込みという競技の魅力を、アニメとして表現する上でのお手伝いが出来ればと思っています。そして作品をご覧になられた方々にとって本作が、飛込みに興味を持つきっかけになってくれたらより嬉しいです。放送を楽しみにお待ちください。

■ヤスダスズヒトのコメント
・原作を読んだ感想やその魅力について
実は最初スケジュール的にお断りするつもりだったのですが、原作を読み終えた瞬間、描きたい! と強く思い筆を取っていました。ラストシーンが本当に大好きなので、アニメで見るのが楽しみでしょうがないです。

・アニメ化にあたり大切にしていること、難しい点、意識している点について
もともと挿絵がなくビジュアルイメージというものが読者さんそれぞれで千差万別なので、最大公約数を押さえつつ上書きするところはずばっと決める、そのあたりのさじ加減に試行錯誤しています。とにかく原作を大事に、原作の素晴らしさをいかにビジュアル面で伝えられるかを大事にしています。

・視聴者に向けたメッセージ
「エッ、今から作るんですか?」という無茶目なスケジュールでもお受けした理由は、とにかく原作が素晴らしかったことに尽きます。アニメからでも原作からでも、最終的に両方楽しんで頂ければと思います。

■鈴木薫監督のコメント
・原作を読んだ感想やその魅力について
冒頭のシーンからグッと引き込まれ、そのままラストまで一気読みでした。読後の爽快感が凄くてめちゃくちゃ面白かった!というのが素直な感想です。

・アニメ化にあたり大切にしていること、難しい点、意識している点について
知季、要一、飛沫。十代の少年たちが送る瑞々しく眩しい青春の1ページを、水泳競技には欠かせないもう一つの主役、水面のきらめきと合わせてダイナミックで美しい映像にしたいと思っています。
そして三人それぞれが、自分にとっての飛び込みとは何かを掴むためにもがき苦しみながらも葛藤を乗り越え、飛び込みの選手として大きく成長していくドラマを熱く描きたいです。

・視聴者に向けたメッセージ
この作品のアニメ化に携われたことを、大変光栄に思います。
原作ファンの皆様にも、アニメからこの作品を知る皆様にも、楽しんで頂ける素晴らしい作品になるようスタッフ一同頑張りますので、よろしくお願いいたします!

■待田堂子のコメント
・原作を読んだ感想やその魅力について
飛び込みというスポーツに対しての主人公たちのそれぞれの想い。また、オリンピックというアスリートにとっては究極の目標を前に、彼らの気持ちがどう変わっていくのかが、きめ細かく、また、瑞々しく描かれているところに魅力を感じました。好きな台詞は、「飛び込み以外は、ないんです。ふつうの友達も、ふつうの家族も、特別な女も、旅行の思い出も、趣味も、なんにも。飛び込み以外には何もおれにはなかったんです」という要一の台詞です。胸にくるものがありました。

・アニメ化にあたり大切にしていること、難しい点、意識している点について
前述しましたが、私が作品の魅力と感じている、少年たちの感情や振る舞いを、できる限り、魅力的に描いていければと思っています。
難しさは、やはり、飛び込みというスポーツのルールや、その演技の素晴らしさについて、全く、無知だったので、いろいろ勉強しながら、シナリオに取り組んでいきたいと思います。そして、「高さ10メートルから、時速60キロの急降下。わずか1.4秒の空中演技…」をどうかっこよく描けるかも課題です。

・視聴者に向けたメッセージ
いよいよ、2020年、東京オリンピックが目前になってきました。その時期にふさわしいスポーツ作品です。是非、皆さんもテレビの前で、主人公たちを見守りつつ、一緒に泣いたり、笑ったりしてご覧になっていただければと、思っております。

このニュースに関するつぶやき

  • 何で漫画化と実写映画化とアニメ化がずれてくるのか。『バッテリー』も『DIVE!!』も原作読んでるから見る気起きない。
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