12月20日の放送で最終回を迎えるアニメ『夏目友人帳 伍』(テレビ東京系列、26:05〜)。この度、主人公・夏目貴志役の神谷浩史とニャンコ先生/斑役の井上和彦が、アフレコを終えての感想を語った。
「月刊LaLa」(白泉社刊)で連載中の同名漫画を原作とする『夏目友人帳』は、2008年7月からアニメの放送をスタート。シリーズを重ねるごとに幅広い層のファンを獲得してきた。第5期となる今作は、総監督を大森貴弘、監督を出合小都美、アニメーション制作を朱夏が担当。キャストは、神谷や井上のほか、人気・実力ともに高い声優陣が引き続き“アニメ夏目”の世界を彩っている。
最終話の収録を終え、神谷は「今できる精一杯をスタジオで詰め込みました!」と手応えを語り、「前作同様、大切にしてくださったら幸いです!」と視聴者に向けてメッセージ。
井上は「久しぶりの夏目の世界に触れることが出来て幸せでした。と、同時に“もう終わってしまったのか”という寂しさもあります」としみじみ。そして「また『夏目友人帳』で皆様にお会い出来る日を楽しみにしています」と続編に期待を寄せ、「おつかれ様でしたー。ありがとうございました」とコメントした。
最終話「儚き者へ」では、期末テストが終わり冬休みを前に浮足立つ夏目の前に、一つ目の中級妖怪と牛顔の中級妖怪の2人が現れる。三ツ岳に咲く短命の花・白霧花を見に行こうとしていたという2人に夏目は巻き込まれ、一緒に険しい崖を登る羽目に。その翌日、夏目はすっかり風邪をひいてしまい、心配する級友と中級たち。責任を感じた中級たちは、熱さましの薬草を持つ妖怪「オオツノ」を訪ねるが……。