今年も年越し蕎麦の季節になりました。やはり大晦日は年越し蕎麦を食べて新しい年を迎えたいですよね。とはいえ、毎年変わり映えしなくて、飽きてしまった……という方も、いらっしゃるかも知れません。そんな方も今年は、変わり年越し蕎麦を作ってみてはいかがでしょうか? 今年もっとも話題になった「パクチー」、美肌もダイエットもおまかせの「トマト」を使った年越し蕎麦レシピ2つをご紹介します。
■変わり年越し蕎麦レシピ2つ
・パクチー蕎麦(写真上)
温かいかけ蕎麦に、パクチーをたっぷりのせるだけ。和風のそば汁とパクチーは意外と相性がいいのでお試しを。パクチー好きにはたまらない年越し蕎麦になりますよ。
・トマト蕎麦
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冷たいお蕎麦派におすすめなのが、トマト蕎麦です。そば汁にトマトの水煮を加えていただきます。トマトは、うま味成分グルタミン酸やアスパラギン酸が豊富な野菜ですから、そば汁の鰹や昆布のうま味と合わさって、コクのあるそば汁が楽しめます。
■お蕎麦の美容健康効果おさらい
・腸内環境美化に
蕎麦に含まれるタンパク質は、私たちの腸で消化されにくいレジスタントプロテインと呼ばれるタンパク質です。レジスタントプロテインは腸にそのまま届き、腸内で食物繊維と同じような働きをして、余分なコレステロールを排出する働きや、腸壁を刺激して腸のぜん動運動をうながすなどの働きが期待できます。
・冷えの改善に
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蕎麦に含まれるポリフェノール「ルチン」は、毛細血管を丈夫にして、血流をスムーズにする働きがあるため、手足などの末梢部の冷えの解消、冷えが原因で起こる肩コリや腰痛の改善効果も期待できます。ルチンは水に溶けやすく、茹でるときに流れ出ますから、お蕎麦を食べるときは、蕎麦湯までしっかりいただきたいですね。
いつものお蕎麦に飽きてしまった方も今年は、変わり年越し蕎麦を食べて、来年の美容と健康を祈願してみてはいかがでしょうか?(美養フードクリエイター 岩田まなみ)
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