テレビ番組などで、「習い事を沢山させているほうがママカーストでは上である」とか「特に自慢できる習い事はヴァイオリン」などといった情報が流れ、注目が高まっている早期の子どもの習い事。
中には食費や自分のお小遣いを減らしているママもいるのだとか。
ですが、実際のママ達は人に自慢できる習い事よりも、確実に子どもの将来の為になる習い事を探しているのではないでしょうか。
ランキングをもとに今どきママ達の習い事にかける想いと本音、そして習い事をさせる上で大切なことについて紹介していきたいと思います。
ケイコとマナブ.netが昨年ママ900人に聞いた『ケイコとマナブ 子供の習い事アンケート2016』によれば、子どもに習わせたいランキングは以下の通り。
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1位 英語・英会話
2位 水泳
3位 書道
子どもの就学状況別にみると、未就学児は以下の通りとなっています。
1位 水泳
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2位 書道
3位 英語・英会話
水泳は昔から根強い人気で、させてよかった習い事アンケートにも常に上位にランクインしています。理由としては「様々な動きを使って、体を動かすことの楽しさと喜びを覚えたから」「基本的な運動能力が向上したから」「体力や持久力がUPした」など多数。
書道は「礼儀・作法を子供に身につけさせるため」「字がきれいになって書き順も覚えるから」「基礎学力向上のため」など男女問わずに人気だそう。
英語や英会話は男女関係無く、「国際社会で通用する人間になって欲しい」「小学校入学に備えて」など、将来の事を考え通わせる人が多いのが特徴です。
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アクサダイレクト生命保険が実施した『子どものおけいこ事に関する意識調査』によれば、やはり習い事にかかる費用がかさむことが悩みの6割近くを占めており、「付き添いや送迎が面倒」であると答えたママも49.4%と習い事にかかるママの負担も悩みとなっているようです。
また、その費用捻出の為に4割近くが食費を節約しているんだそう。
食費だけではなく、レジャー費や「自分のお小遣いを減らす」もそれぞれ2割程度と、子どもの将来の為には自分の楽しみは我慢……という親が多い事がわかります。
上記アンケート結果からもわかるように、家計や自分のお小遣いを見直してでも、子どもの将来の為には投資してあげたいという教育熱心なママが増えていることが、一人当たりの習い事費用が年々増加傾向にある理由のようです。
現在人気の習い事は英会話教室や水泳、書道など多岐に渡りますが、「習い事ランキングで人気だから」という理由で習い事を選んでも子どもに合っていなかったら非常にもったいない話。
また、逆に小さいうちはしっかりと教育貯金をし、成長した時の留学費用などにしたいと考えているしっかりママの声も耳にします。
大事な事は、ただやみくもにお金を出すのではなく、わが子の個性を見極めた上で、親として子どもの成長にあった手助けをしてあげられる事なのかもしれません。
【参考・画像】
※ 「ケイコとマナブ 子供の習い事アンケート2016」 – ケイコとマナブ.net
※ 「子どものおけいこ事に関する意識調査」- アクサダイレクト生命保険株式会社
※ Monkey Business Images、Dragon Images / Shutterstock
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【著者略歴】
※ 新里百合子・・・ママブロガー・コラムニスト・読者モデル。3歳の頃から日本舞踊を始め、27年間日本の伝統芸能を学ぶ。高校卒業後はアメリカに留学、帰国後は主に英語環境下で働きながら普通の人生を謳歌するも、妊娠をきっかけに退職。2012年に女児を出産した後、ママ番組へのレギュラー出演などを経て、コラムニストとしてライティングの仕事をこなす傍らママブロガー活動を行う。
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