力を発揮できていない投手といえば…

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2017年01月21日 11:11  ベースボールキング

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ベースボールキング

中日の伊藤準規
◆ 昨季4年ぶりに勝利を挙げた中日・伊藤

 毎年活躍が期待されながらも、思うように一軍で結果を残せていない選手がいる。

 プロ9年目を迎える伊藤準規(中日)がそのひとり。08年ドラフトで中日から2位指名を受け入団。背番号18を与えられるなど、将来のエース候補として期待された。プロ2年目の10年には開幕ローテーション入りし、4月4日の阪神戦でプロ初勝利をマーク。12年にはクライマックスシリーズファイナルステージの巨人戦に先発し、7回2/3を2失点に抑え勝利投手となった。

 持っているポテンシャルはかなり高いが、故障で離脱することが多かった。開幕ローテーション入りした10年は、シーズン途中に右肘を痛め離脱。CSで大活躍した翌13年も、右肘関節外側側副靭帯損傷と故障に泣いた。14年からは背番号を「65」に変更。プロ8年目の昨季は、7月29日の阪神戦で4年ぶりに勝利投手となったが、期待通りの活躍を見せることができていない。

 15日に放送されたサンデードラゴンズ(CBC)で森繁和監督は「(伊藤の)トレードが半分以上決まっていた。監督になったから辞めた」と監督の一声でトレードがなくなったという。さらに「去年久しぶりに1勝をあげた。上手くいけば上積みがある。できなかったらクビかトレード」と話す。伊藤にとって9年目の今季は勝負の年となる。

【伊藤準規の成績】
昨季成績:6試 1勝2敗 防6.05
通算成績:32試 5勝9敗 防3.96

◆ 伸び悩んでいる阪神・秋山

 秋山拓巳(阪神)も当てはまりそうだ。秋山は09年ドラフト4位で阪神に入団。1年目の10年8月21日の巨人戦で一軍デビュー。この試合は6回4失点で敗戦投手になったが、続く同月28日のヤクルト戦で、5回1失点に抑えプロ初勝利。9月12日のヤクルト戦では、無四球完封勝利を挙げるなど、同年4勝をマークした。

 翌年以降は、先発ローテーションの一角として期待されながらも、通算2勝しか挙げられていない。昨季は4年ぶりに白星を挙げたが1勝と苦しいシーズンが続いている。それでも二軍では、リーグトップタイの9勝。防御率はリーグ2位の2.08と復調の兆しを見せた。毎年期待されながら今季でプロ8年目。そろそろ、期待に応えたいところだ。

【秋山拓巳の成績】
昨季成績:8試 1勝1敗 防4.05
通算成績:33試 6勝11敗 防4.97

このニュースに関するつぶやき

  • 秋山は、度胸一発の怖いもの知らずで投げてた時は、勝ててたけど一度打たれて怖さを知ってから普通以下の投手になったということでみんな納得してるのに阪神ファンとマスコミだけが納得してない
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