この米で福井県も強く輝く!? 賞金50万円、新ブランド米の名前募集

ふくいブランド米推進協議会が、1月31日締切で、福井県で開発された新しいブランド米の名前を募集している。電車の広告には「全米史上最高級ブランド誕生!! 名付け親求む!!」の文字が躍る。

【この米で福井県も強く輝く!? 賞金50万円、新ブランド米の名前募集の画像・動画をすべて見る】

「名付け親賞」として、最優秀賞1名には50万円、優秀賞5名には福井産農林水産物5万円相当、参加賞291名（291という数字は現在の品種名、越南291号からきていると推測される）には新しく開発したお米3合分などが送られる。

福井の新しいブランド米の特徴は、

・絹のような白さと艶
・口に広がる優しい甘さ
・粒感と粘りの最高の調和 公式サイトより

であるという。

コシヒカリを生んだ福井県農業試験場が、コシヒカリを越える新たな品種を生むために「ポストコシヒカリ開発部」を新設して、新しいブランド米の開発は始まった。「おいしい」「つくりやすく」「環境にやさしい」品種という方針を掲げている。

「強く輝いていること」が魅力

現在、新米の試食会を行っている東京・銀座にある「食の國 福井館」の山下さんは、新しいブランド米の魅力について「強く輝いていること」だと語る。

「甘みがあり、冷めてもぱさつかずもちもちで美味しくいただけるお米です。つやつやしていることも特徴です。強く輝いています」（山下さん）

Twitterのハッシュタグ「#ふくいブランド」（外部リンク）では、福井の「福」の字を使ったネーミングが人気のようである。

あえて人気の文字を使ってみるのも、新しいことばをつくってみる戦術もあるだろう。

「食の國 福井館」では現在、今月31日まで、11時から14時の間にイートインで食事をした人であれば誰でも新しいブランド米の試食が可能だ。

あわよくば賞品をもらえて、歴史に名を刻むチャンス。おろしそばやソースカツ丼など福井名物を食べながら、新しいブランド米の名前を考えてみてはどうだろうか。

お笑いサークル出身の筆者も大喜利力を使って応募しようと思っている。皆さんの健闘を祈る。