あなたの本当の夢はなんですか? 悩みながら働く女性たちに勇気を与える世界的ベストセラー

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2017年01月27日 16:54  新刊JP

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あなたの本当の夢はなんですか? 母の遺言をきっかけに自分を取り戻す30代女性を描く世界的ベストセラー
この『幸福を見つける20のレッスン 本当のわたしを取り戻す12ヶ月』は、フランスで40万部突破、台湾では12週連続1位、世界30カ国でベストセラーとなった本です。

自己啓発書にも思えるようなタイトルですが、本書は小説。忙しない今の世の中で、本当に大切なものって一体なんだろうと悩む女性の心に響くストーリーが込められています。

■母の遺言は「14歳のときに書いた『ライフリスト』を終わらせなさい」

主人公・34歳の女性であるブレットは、大好きな母をがんで亡くしてしまいます。母が経営していた会社のCEOを任されるものだと思っていた彼女でしたが、母の遺言は思いもよらぬ内容でした。

それは、会社の全株式、最高経営責任者の肩書は、義理の娘であるシャスリンに譲るというもの。そして、ブレットには、彼女に向けた別の遺言がありました。

ブレットが14歳のときに書いていた自分の人生の目標「ライフリスト」を完全に終わらせるように、というものです。

彼女が作った「ライフリスト」は20個。

1、子供をもつ。できればふたり
2、ニック・ニコルとキスする
3、チアリーディングチームに選ばれる
4、オールAをとる
5、アルプスでスキーをする
6、犬を飼う
7、シスター・ローズに指されたら正しい答えを言う、そしてキャリーに話をする
8、パリに行く
9、キャリー・ニューサムとずっと友だちでいる!
10、ノースウエスタン大に入る
11、親切ないい人になる
12、貧しい人を助ける
13、すごくすてきな家に住む
14、馬を買う
15、牛追い祭りに参加する
16、フランス語を学ぶ
17、恋に落ちる
18、大舞台に生出演する
19、お父さんと仲よくする
20、すばらしい教師になる

■子どもの頃の夢にチャレンジするのに年齢は関係ない

母は、ブレットがゴミ箱に捨てたこのリストを拾い、彼女が目標を達成するたびにリストの項目に線を引いていました。

しかし、34歳になった今でも達成されていない目標が10個あります。そこで、母は、「ブレットに1年以内に、『人生の目標』のリストをすべて終わらせるように」と遺言していたのです。

ひとつ目標達成するごとに、母からの封筒をひとつ受け取れることになっており、10個目標を達成したら、莫大な遺産を相続できるという仕組みでした。

最初は遺産目当てだったブレット。でも、目標をクリアしていくことで、次第に忘れていた自分の夢を思い出していきます。

彼女は、遺言状を読むまでは、母の経営する会社になることが目標だと思っていました。しかし、心の底にあった本当の夢は、14歳のときに書いた人生の目標「すばらしい教師」になることでした。



母の言葉に勇気づけられ、本当の自分を取りも出そうと挑戦する。そんなブレットの姿に共感を抱かずにはいられません。

子どもの頃に思い描いた夢はありますか? この本を通して思い出してみるのもいいのかもしれません。

(新刊JP編集部)

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