体重だけではもったいない!「体組成計」活用術

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2017年01月31日 12:02  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

シニアの4人に1人が機能を知らず


画像はリリースより

 家庭での健康管理に役立つものといえば、体重計もそのひとつ。株式会社オレンジページの調査で、シニア世代の9割以上が体重計・体脂肪計を持っていることがわかりました。体重のほかに体脂肪率や内臓脂肪レベルなど、“体の中”の数値を測定できる「体組成計」の人気が高い一方で、宝の持ち腐れになっている人もいるようです。

 調査は、50〜60代の男女362人に実施。体重計・体脂肪計の所持率は93.4%で、針ではかるアナログタイプが12.4%、デジタルタイプが88.8%と、圧倒的にデジタル派が多い結果となりました。デジタルタイプは、ここ10年で使い始めたという人が8割を超えており、アナログタイプからデジタルタイプへの移行が大幅に進んでいることがうかがえます。

 デジタルタイプの体重計というと、機能が豊富な「体組成計」であるのがほとんど。体重以外にも、体脂肪率やBMI、内臓脂肪レベルなどを同時に測定できるすぐれものです。しかし、自宅にあるデジタルタイプの体重計の機能については、7割が「知っている」と答えたものの、4人に1人が体組成計という言葉を「よく知らない」と答えており、健康管理に十分活用されていない可能性も明らかになりました。

賢く使って、手軽に健康管理

 体組成計には、メーカーや機種によってさまざまな測定機能が搭載されています。最も知られているのが「体脂肪率」。体に占める脂肪の割合で、高血圧などの生活習慣病のリスクを把握するために利用することができます。次に、「内臓脂肪レベル」。肝臓や胃など内臓の周りの脂肪のつき具合のことで、メタボリック症候群のリスクに関わってきます。

 より健康管理に役立てたいという方は、これらの数値を記録することがお勧め。体組成計自体に記録機能がついていたり、スマートフォンのアプリと連携してデータをグラフ化できたりするハイスペックな機種もあります。そのような機能がなくても、数値をノートなどに記入することで、健康への意識はぐっと高まるはずです。

 健康管理の基本は自分の体を知ることからといわれます。自宅にある体組成計を利用しない手はありません。体重以外の数値はなんとなく眺めていたという方も、これからは数値を意識して乗ってみましょう。自分の体の変化がわかると、食事や運動など日々の健康管理にも力が入りますよ。(菊地 香織)

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このニュースに関するつぶやき

  • 多機能体重計の使い方はバッチリマスターしてるけど、数値が見たくないから現実逃避のため使ってないよ(笑)
    • イイネ!3
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