東京急行電鉄(以下、東急電鉄)が、100%子会社である東急モールズデベロップメントのSHIBUYA109事業について、会社分割により109事業に特化したSHIBUYA109エンタテイメントを4月3日付で設立する。新会社は、SHIBUYA109と109MEN'S、SHIBUYA109ABENO、SHIBUYA109KAGOSHIMA、109MEN'S天神コア、109MEN'S4丁目プラザの6店舗を運営。最先端の流行発信や文化創造を続ける109のブランド力強化を図る。
東急電鉄が109事業に特化した新会社を設立の画像を拡大 SHIBUYA109は、1990年代後半から、個性的なブランドを誘致することで「マルキュー系」といわれるファッショントレンドを生み出し、カリスマ店員ブームや若者起点のムーブメント・カルチャーを創造してきた。近年、SNSなどの普及による若者のライフスタイルやマインドの急激な変化に加え、オーバーストアやインバウンドの増加など事業環境が変化しており、これらに迅速に対応していく必要があると捉える。109エンタテイメントでは、「新しい世代」(アラウンド20の若者)の生態や動向をとらえ、機動的に対応できる効率的な組織体制を構築するとともに、インキュベーション、イベントプロデュース、マーケティング・コンサルティング、メディア、小売の5つの機能を強化しコンテンツ創造を拡充する。
東急電鉄は中期3カ年経営計画で「エンタテイメントシティ SHIBUYA」の実現に向け、世界が注目するコンテンツの創造と、それを発信するメディアや場の拡充に取り組んでいる。今回の109事業の変革により「エンタテイメントシティ SHIBUYA」を更に推進する。
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