女子中高生の6割が「受験当日の生理」を心配

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2017年02月01日 12:01  QLife(キューライフ)

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ふだんの学校生活でも悩みのタネに


画像はリリースより

 女性にとって、長い付き合いになる生理。個人差はありますが、閉経の平均年齢である50歳前後まで、40年ほど続くことになります。生理中の痛みや出血の多さなどに加えて、生理が近づくとイライラしたり、体のあらゆるところに症状が出たりする「月経前症候群」もあり、月の大半がなんとなく不調という女性も多いかもしれません。

 女子中高校生にとっても、生理は悩みのタネ。花王株式会社が、受験を控えた女子中高生ら104人を対象に行った調査によると、学校生活のさまざまな場面で生理による悩みがあることがわかりました。悩みのトップは「宿泊行事」で、8割以上が回答。実際に、「突然生理が起こり、ナプキンを持っていなかったので苦労した」という声もあり、不意に生理がきた時に準備をしておらず、困った経験がある女性が多いようです。

 次に多かったのが、7割近くが回答した「テスト」。なかには、「生理痛で集中できないときがある。薬を飲むと眠くなってしまうので飲めない」と、痛みか眠気かの究極の選択を迫られるケースもあるようです。このほか、「休み時間が短いのに、トイレが混んでいるとナプキンを変える時間がなくて焦る」といった、学校生活ならではの悩みもみられます。

受験当日に不安的中

 ふだんの学校生活に与える影響ももちろんですが、高校受験や大学受験など、人生の節目ともいえる重要な日となると、心配度もさらにアップ。「受験勉強中や受験当日に生理が重なることを心配したことがありますか?」との質問に対して、63.5%が「ある」と回答しています。

 さらに、「受験勉強中や受験当日、生理が原因で集中できなかったことがありますか?」と尋ねたところ、受験勉強が64.3%、受験当日が62.5%と、前述の不安が的中している女性が多いことがわかりました。生理による体調不安や不快感は、受験生にとって大きな悩みになっているようです。

 若いうちは生理周期が不規則になりがちなため、自分でコントロールすることは難しいかもしれません。どうしても心配という方は、生理と受験が重なることを想定して、少しでも痛みや不安が和らぐように、あらかじめ対策を考えておくといいかもしれません。受験シーズンもいよいよ本格化。インフルエンザなどの体調管理にも気をつけて、“サクラサク”季節を迎えましょう。(菊地 香織)

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  • 確かに〜。私、男子に家庭科が無かった時代の人だから、生理痛にもがきながら女子だけ残って家庭科のテスト、翌日は苦手教科って羽目になったとき、自分が女である事を呪ったよ〜(涙)
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