猫は狭い場所を好むというが、果たしてヘビもそうなのだろうか。このほどペットのヘビがピアスの穴に入り込み抜けなくなってしまったという女性が、ER(緊急救命室)で手当てを受けるという驚きのニュースが飛び込んで来た。
可愛がっているペットとのセルフィーをSNSに投稿する人は多い。1月23日、米オレゴン州ポートランドに住むアシュリー・グラウイさんは自身のFacebookにペットのボールニシキヘビとのセルフィーを投稿した。しかしただのツーショットではない。“バート”と名付けられているボールニシキヘビが、アシュリーさんの右耳のピアスの穴に入り込み二つ折れになっているというショッキングな姿である。
Facebookでは「バートが、あっという間にピアスの穴に入りこんじゃった。あまりにも素早くて気付いたらこんなことになってたのよ。どうにも抜けないから今、ERに来てるの」と切羽詰まった様子を綴っているのだ。
ピアスの穴のサイズは大きめだが、この穴を通り抜けられるとでも思ったのだろうか。ヘビが耳からぶら下がっている光景というのはなかなか見られるものではない。また、パンクスタイルのアシュリーさんとバートの姿はユニークでもあり、この写真を見たユーザーからは驚きの声とともに「なんだか新しいファッションみたいね」という声もあがっているほどだ。
医師がアシュリーさんの耳を少し切開しヘビが抜けやすいようにワセリンを塗ったところ、バートは無事に耳から抜け出たそうだ。アシュリーさんは可愛いペットが無傷だったことを喜びながらも「これまでの人生の中で最もクレイジーな出来事だった」と話しているそうだが、様々な患者が搬送されるERスタッフにとってもこれは驚くべき“緊急事態”だったであろう。
爬虫類が苦手な人にとっては身の毛がよだつようなニュースではあるが、世界には
「死んだ彼女の生まれ変わり」と“恋人の顔にそっくりな”コブラと結婚した男性も存在している。出典:https://www.facebook.com/ashley.glawe
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)