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子どもの花粉症、2割に「口腔アレルギー症候群」

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2017年02月03日 12:01  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

花粉症はアトピー性皮膚炎の3倍

 日本気象協会の花粉飛散予測によると、九州北部や中国、四国地方では2月上旬からスギ花粉のシーズンに入るとされており、「今年も来たか…」と憂鬱な気分の方も多いのではないでしょうか。目はかゆいし、鼻もグジュグジュ…、仕事や日常生活に影響を与える花粉症ですが、今や大人だけの問題ではありません。

 ロート製薬株式会社が0〜16歳の子ども2,935人の親に行った調査では、約3割の親が「子どもが花粉症だと思う」と回答。子どものアレルギー症状のなかでも花粉症は増加傾向にあり、アトピー性皮膚炎(9.9%)の3倍以上。一方、喘息は8.0%、食物アレルギーは6.1%という結果でした。

 症状が出る季節は、春が85.8%と断トツ。スギのほかにも、ヒノキやシラカバ、ハンノキなど、さまざまな樹木の花粉が飛び交います。次が秋で、39.0%。春に比べると少ないものの、秋もれっきとした花粉症シーズンで、ブタクサやヨモギなど雑草の花粉が症状を引き起こします。

リンゴやモモで口が“ピリピリ”

 花粉症との関係が指摘されている症状に、「口腔アレルギー症候群」があります。食物アレルギーの一種で、特定の果物を食べると、口や唇、喉などにかゆみやピリピリ感が表れます。今回の調査では、花粉症の子どもの20.6%が「果物を食べてかゆみを感じたことがある」と回答。たいていはしばらくすると治りますが、長く続く場合や息苦しさを感じる場合は、アナフィラキシーショックにつながる危険もあるので、速やかに医療機関を受診しましょう。

 原因となる果物は「リンゴ・モモ・キウイ」が50.0%と最も多く、次が「メロン・スイカ」の38.9%。いずれの果物も花粉のアレルゲンと構造が似ているため、口腔内でアレルギー症状が起こると考えられており、「交差反応」といわれています。リンゴ・モモ・キウイはハンノキやシラカバ、メロン・スイカはヨモギやブタクサ、トマトはスギと交差反応があると報告されています。

 子どもの花粉症について、小児アレルギー専門医の末廣豊医師(大阪府済生会中津病院)は「ぼーっとしているなど、他人からはわかりづらい特徴があるので、周囲の大人が注意してあげることが大切」と説明。さらに、「乳幼児期から花粉を避ける、屋内への花粉侵入を予防するなど、発症を防ぐことも大切です」と発症予防の重要性を強調しています。(菊地 香織)

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