ブラックサンダーを義理から本命へ格上げするチョコチーズケーキ爆誕！

2月14日のバレンタインデーが目前に迫り、コンビニをはじめ街中のお菓子コーナーはチョコレート全推しモード。

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各社がさまざまなキャンペーンを打つ中、2013年からSNSやネットで毎年話題になっているのが有楽製菓の「ブラックサンダー」。1個30円という手軽さを武器に、「一目で義理と分かるチョコ」とコピーを付けたところ大ヒットしたのだとか（外部リンク）。



KAI-YOUでは以前に、ラッパーのMC☆ニガリa.k.a赤い稲妻さんがCMに出演し、リア充を駆逐するラップバトルを披露したこともニュースにしました。



さて、そんな義理チョコの代名詞かつ非リアの味方であるブラックサンダーにも、たまにはガッツリとスポットライトを浴びてもらうのはどうか？と思い立ちました。

言わば「一目で義理と分かるチョコ」を使って、「どう見ても義理と思えないチョコ」に進化させられないか、という発想です。

ポケモンに例えるなら、どう見ても弱そうなコイキングがギャラドスになって暴れまわるようなビックリ感を生み出せないものか。

そこで、先日「節分豆をチョコに変えるレシピ」でもお世話になったフードコーディネーターのよしもとこゆきさんに再び力をお借りし、ブラックサンダーを使った本命スイーツをつくってみました！

ザクザクのブラサンと、なめらかチーズがベストマッチ！

材料（直径12cmの底抜け丸型　1台分）
ブラックサンダー　5個
クリームチーズ　100g
砂糖　30g
レモン汁　小さじ1
生クリーム　100g
ヨーグルト　60g
粉ゼラチン　5g
お湯　30g
ココアパウダー　大さじ1

準備
・粉ゼラチンは80度以上のお湯で溶かしておく。
・ブラックサンダーは丈夫なポリ袋などに入れ、麺棒で叩いて細かく砕いておく。
・クリームチーズは室温に戻しておく。

つくりかた
1：砕いたブラックサンダーを耐熱容器に入れ、ラップをして500Wの電子レンジで1分30秒ほど加熱して溶かす。型に入れ、スプーンの底などでしっかりと押さえ敷き詰める。

2：ボウルにクリームチーズを入れホイッパーでよく混ぜる。固いようだったらレンジに30秒ほどかける。なめらかになったら、砂糖、レモン汁、生クリーム、ヨーグルトの順に入れ、その都度よく混ぜる。

3：溶かしておいたゼラチンを（2）に加え、なめらかになるまで混ぜ合わせる。

4：（1）で準備した型に（3）を流す。型の底を台に軽く数回叩きつけ、空気を抜く。冷蔵庫で半日以上冷やし固める。

5：型の周囲を温めたふきんで包み、生地を少し溶かして型から外れやすくする。型から外し、紙などを稲妻の形にくりぬいたテンプレートを用い、ココアパウダーをふりかけ、完成！

ブラックサンダーのハードな食感をボトムに生かしたレアチーズケーキ。これならば「本命」の名にふさわしいでしょう。口どけなめらかなチーズフィリングと、ザクザク食感のブラックサンダーが相性抜群です！



よしもとさん「ブラックサンダーの味わいを引き立てるため、フィリングの砂糖は控えめにしています。ブラックサンダーのビターな風味とチーズの濃厚な美味しさで、男性にも喜ばれるデザートになりました。

ブラックサンダーの硬さをそのまま生かしているので、フォークは思い切りつきたててください（笑）」

食べている時に「これは……もしや……」と贈った相手に気づかれたなら、種明かしをしてひと笑い。頭ゆるめな楽しいバレンタインデーとなりますように！

ちなみに、声優の岡本信彦さんは、食べすぎで事務所NGが出るほどにブラックサンダーが大好物だとか。このケーキ、甘党の岡本信彦さんにもぜひ食べてみて感想をもらいたいところです。

レシピ協力：よしもとこゆき／フードコーディネーター
世界にもっと、「美味しい」魔法を広めるため、レシピ開発やスタイリング、飲食店プロデュースなど食に携わる仕事を中心に、デザインやイラスト、コラムの執筆など幅広く活動中。http://table411.net/