コレクションには、オーバーサイズのコートやニット、ウエストを大胆に露出したドレス、シースルードレスなどが登場。ネパール出身のデザイナー プラバル・グルンは「フェミニニティの定義は一つではない」とし、「今回のコレクションは"女性らしく装う"というのはそもそもどういう意味なのかという疑問から始まった」とコレクションの着想源について説明している。
ショーのフィナーレでモデル達が着用したTシャツには「愛は愛(LOVE IS LOVE)」「私の彼女はフェミニスト(MY GIRLFRIEND IS A FEMINIST)」「壁を取り壊せ(BREAK DOWN WALLS)」「私は移民(I AM AN IMMIGRANT)」「革命に国境はない(REVOLUTION HAS NO BORDERS)」といった、米トランプ大統領が掲げる政策に反対するようなメッセージがプリントされた。なお、モデル達が腕につけた白いバンダナは、連帯感を促すムーブメント「#TiedTogether」への参加を意味している。
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