市原隼人が明かした木村拓哉の人間性 「こういう男になりたいなって」

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2017年02月16日 00:11  ソーシャルトレンドニュース

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"市原隼人が明かした木村拓哉の人間性 「こういう男になりたいなって」"

2月15日に映画『無限の住人』(4月29日公開)の完成報告会見が東京・六本木のホテルで行われ、監督の三池崇史、主演の元SMAP木村拓哉、杉咲花、市原隼人、福士蒼汰、戸田恵梨香らが出席した。映画『無限の住人』は沙村広明による同名漫画が原作。両親を殺され復讐を誓った少女・浅野凜(杉咲花)が主人公の万次(木村拓哉)に用心棒を依頼、亡き妹の姿を重ね合わせた万次が助っ人として仇討ちを行う物語。


豪華キャスト陣が登場したこの日の記者会見では冒頭挨拶の後、撮影エピソードを振り返った。その中で市原隼人(尸良役)が木村の人柄を明かす一幕があった。


まず、木村は市原が持つ役者としての姿勢をベタ褒め。

「隼人に関しても、本当にびっくりするくらい、こういう表現者が今回の作品で一緒になれたんだなって。いい意味でクソ真面目に、本気で取り組んでいる人が目の前にいるんだなっていう……それを常に感じさせてくれる現場だった」

また、木村は『無限の住人』の撮影終了後も共演者の活躍が気になり、感慨にふけっていたという。特に「ハヤト」と下の名前で呼ぶ仲だった市原隼人に関しては、2人の間で起きた、LINEでのエピソードを披露。会場の笑いを誘った。

「それぞれが皆、それぞれの場所に散っていくんですけど、散った先で彼(市原)が表現しているものについ興味がいってしまうことはものすごくあります」

「当時LINEの交換をさせてもらっていて、『車いすバスケをやるんだとか。今度かなえさんの原作のドラマをやるんだとか。あ、こんなCMやってんだ!』とか目にすると、嬉しくて(メッセージを)おくってたんですけど、一切既読がつかなくて。これマズイなと思ってたんですけど、さっき話をうかがったら、交換した当時の携帯をぐちゃぐちゃにしてしまったらしくて新機種に変わってました……」


会場にゆるやかな雰囲気が流れる中、市原が「ついでにここでもう一つ言ってもいいですか?」と切り出し、木村への印象を語り、応酬した。

市原は「ボク、人に対して第一印象とか決めないんです絶対。誰かが決めつけた印象とかではなく、ちゃんとその人を目の前にして、どんどん知っていきたいタイプなんですけども」と自身の性分を前置きし、その上で木村が撮影中にたびたびみせたスタッフへの気遣いや作品への献身性を力強く語った。

「木村さん、木村拓哉という人間はきっと、自分のことよりも周りのことを気にかけている男だって、本当にそこが素晴らしいなっていつも感じていて。カメラマンが疲れて首が回らなくなる時があるんですね。そしたら、現場が終わって、自分のメイクを落として、全部終わった後にカメラマンさんを呼んで、マッサージしてあげたりとか……」

「自分のことよりも、周りの立場になって考えていける。それで自分の時間を削ってでも。そういう座長はボクはじめてみたんで。こういう男になりたいなって、こういう振る舞いがしたいなって、こういう在り方でいたいなって思わせていただいたのがボクはほんとにはじめてだったので。本当に感謝しています」


木村本人は「自分は出演部としていたんですけど」「特別なことじゃない」と謙遜していたが、やはり座長として現場をしっかりと引っ張っていたことが、明らかになった記者会見だった。





(文:チェリー編集部)


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映画『無限の住人』は4月29日(土)より全国ロードショー

©沙村広明 ©2017映画「無限の住人」政策委員会 配給:ワーナー・ブラザーズ映画


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  • 市原隼人を見ると、いつも《クリスチャン・スレーター》を思い出すㄟ(・(ェ)・)ㄏ
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