「Dress for Success」では、国際イメージコンサルタントの大森ひとみによる講演を開催。「ビジネスの服装は、ファッションにこだわることではなく、自分自身のキャリアやスキルを映し出すもの。自分が伝えたいメッセージといった内面と外見に一貫性を持たせることで説得力に繋がる」(大森)とし、ビジネスシーンにおける女性エグゼクティブの装いの基本ルールやスタイリング術などを伝授した。また、ビジネスステージが上がった女性が最初に着る1着をコンセプトにポール・スチュアートが開発したジャケット「ファーストジャケット(FIRST JACKET)」を用いて、「攻めの場」と「守りの場」のビジネスシーン別コーディネートを披露。ビジネスの基本のカラーはグレーまたは紺とし、「攻めの場」ではライトグレーのスーツに、快活や楽しさをイメージさせる黄色のインナーやスカーフを合わせ、決算発表会や謝罪のシーンなどの「守りの場」には、濃紺のスーツをセレクト。謝罪の場ではインナーは白で、アクセサリーは全くつけないか小ぶりのものが望ましいなど、様々なシーンでの装いのルールなどを交えて説明した。その他、会場ではコーセーのメイクアップアーティスト佐藤洋樹による目的別アイメイクのデモンストレーションが行われた。