ウェス・アンダーソン新作は日本舞台のアニメ作品 日本愛を語るコメントも

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2017年02月24日 10:22  CINRA.NET

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ウェス・アンダーソン
ウェス・アンダーソン監督の新作映画『Isle of Dogs(原題)』の製作開始が発表された。

アンダーソン監督の前作『グランド・ブダペスト・ホテル』の製作陣が再集結する同作。全編にわたって日本を舞台に据え、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの冒険を描いたストップモーションアニメ作品となる。

声優陣として参加するのは、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スウィントン、F・マーレイ・エイブラハム、ボブ・バラバン、野村訓市、スカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーブ・シュライバー、コーユー・ランキン、オノ・ヨーコら。FOXサーチライトによって全世界で配給され、公開は2018年を予定している。

今回の発表とあわせて日本の観客に向けたアンダーソン監督のメッセージが公開。物語の舞台に日本を選んだ理由について「私が狂おしいほど、日本の映画、アート、食べ物、そして文化が大好きだからです!」と説明しているほか、「願わくば、この作品を通して、外国人である私から日本のストーリーテリングに対する熱烈な関心、尊敬の念、そして賞賛を伝えられれば幸いです」と語っている。

■ウェス・アンダーソン監督のコメント
物語はどこが舞台でも起こり得るものですが、私たちは今回、とてもシンプルな理由で最新作の舞台として日本を選びました。それは、私が狂おしいほど、日本の映画、アート、食べ物、そして文化が大好きだからです!私たちは黒澤明監督、宮崎駿監督作品に対して深い敬意を持っているのと同様に、北斎や広重の絵画、そして今作に協力いただいている、現在活躍中の数多くの日本人俳優、アーティスト、ミュージシャンに敬意を感じています。願わくば、この作品を通して、外国人である私から日本のストーリーテリングに対する熱烈な関心、尊敬の念、そして賞賛を伝えられれば幸いです。

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