億万長者への入り口は「長い物には巻かれろ」という精神!?

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2017年02月24日 18:04  新刊JP

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『0でも億万長者 非常識な3つの稼ぎ方』(アイバス出版刊)
「億万長者になってみたい」――そう一度は夢見たことがある人は少なくないだろう。
しかし、なぜ成功者は成功をできたのだろうか。そこには、彼らだけが持っているマインドがあるはずである。

そんなことを教えてくれるのが、ネット転売ビジネスで成功をおさめた坂本好隆さんが執筆した『0でも億万長者 非常識な3つの稼ぎ方』(アイバス出版刊)だ。

坂本さんは、成功者は「非常識」であると言う。非常識とは一体どういう意味なのだろうか? 成功者のマインドについて、深堀りをして聞いてみた。

■億を稼げる人は「ぶっ飛んでいる」!?

――インタビュー前編では、転売ビジネスにおける稼げる「ネットショップ」の作り方について教えていただきました。ここからは本書のもう一つの軸「億万長者になるための秘訣」について聞いていきたいのですが、億を稼ぐために必要なマインドとは一体どんなマインドなのでしょうか?

坂本:そうですね…。ぶっ飛んでるということですかね(笑)。もう少し言えば、恐怖心をあまり持たないことがポイントだと思います。あとは、待てる人。長く続ければ続けるほど、ライバルたちは勝手に自滅していくので、最初は稼げなくても稼げるようになります。

――なるほど。

坂本:また、「億を稼ぐ」というときに、多くの人は勘違いしているのですが、右肩上がりで売上が上がっていくということはほとんどないんです。伸びるときに一気に伸びる。それこそ直角くらいですよ(笑)。

ただ、伸びが鈍かったり、一時的に右肩下がりになったりすることもあるでしょう。そこでやめてしまうと稼ぐことはできない。

――伸びないと精神面でもかなりプレッシャーですよね。

坂本:だいたいの人は途中で折れてしまうんです。それで失敗する。でも、上手くいかなければ、すぐに手を引くって常識的な考え方ですよね。億万長者になれる人は非常識感を持っているから、心は折れないわけです。

また、自分よりも格上の人とコラボレーションができる人も成功しますね。自分が持っているものが1で、相手が持っているものが10000だとしたときに、足して2で割ると5000ですよね。そうなると、コラボによって自分が5000の力を持てるようになるんです。

――他者の力を利用するということですね。

坂本:長い物には巻かれろとはよく言うものですが(笑)、自分の資金がなくても、提案をして一緒にコラボレーションしたり、その人のもとで丁稚奉公的に働ければ、自分のやりたいことはできるはずです。

――坂本さんはそういった億万長者のマインドをどのように身に付けたのですか?

坂本:経験は大きいですね。ただ私は、スキルはお金になると思っていたんです。だから「物を売るスキル」というのを身に付けました。

――それは具体的にどのようなスキルなのでしょうか。

坂本:お金を借りたいと思っているけれど、「貸して」といっても周囲の人は嫌がるでしょう。そこで、お金ではなくて、その人にとっての不用品をもらうわけです。それを、物を売るスキルをいかして売ってあげる。そして、マージンをもらう。物を売るスキルがあれば、お金を稼ぐことができます。

――それはまさに商売人の考え方ですね。

坂本:そうです。人と一緒に何かをしたり、お金を変えたり、というスキルを持っている人は稼げます。それができるようになるには勉強ですね。

――ただ、スキルをいくら勉強で身に付けても実践しなければ意味がないのではないでしょうか。そして失敗を恐れて、実践してもなかなかいかせないという人は少なくないと思います。

坂本:失敗を怖がっているなら、その恐怖は妄想でしかないと思います。そもそも、ビジネスの勝率は1割、2割くらい。その確率でヒットさせれば大きく儲けられます。8、9回は失敗するわけですから、失敗を恐れても何も得にもなりません。

成功した方々の話を聞くと、彼らは100%成功しているように聞こえてきますが、失敗を言わないだけです。むしろ「1割成功したらラッキー」くらいに思っているはずです。ただ、成功に対する質の高さはかなり追い求めていると思いますが。

――「失敗しないようにする」という発想ではいけない。

坂本:率よりも勝ち方ですね。勝つべき時に勝てばいいんです。

――もう一つ、ビジネスチャンスをつかむための視点を得るために、坂本さんが普段心がけていることを教えて下さい。

坂本:私はトレンドにこだわっています。ヤフーのリアルタイム検索ですとか、今は何がトレンドなのか、世の中で何が注目されているのか、そこに儲けるためのヒントがあるんです。

また、テレビを観ていて、「ふと気付いたけれど最近よく見かけるなあ」と思うものってあるじゃないですか。そこにはお金がまわっているわけだから、何故これが儲かっているのかを考える。聞いたり見たりしただけで終わるのではなく、掘り下げることが大事ですね。

――では最後に、『0でも億万長者 非常識な3つの稼ぎ方』をどのような方に読んでほしいですか?

坂本:最近では企業が副業を認めるなど、働き方に大きな動きが出てきていますよね。副業を認めるということは、いつリストラされてもおかしくないという社会の到来だと思います。だから、男女問わず、将来に不安を抱えている人たちにはぜひ読んでほしいですね。勇気を与えたいと思って書きましたから。

(了)

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