都道府県は東京都がトップ
外では冷たい風にさらされ、室内は暖房で乾燥しがち…。冬は女性にとって肌の乾燥が最も気になる季節です。ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社では、20〜59歳の女性500人を対象に「お肌の乾燥に関する調査」を実施し、乾燥に対する女性たちの本音を探りました。
まず、肌が乾燥していそうな都道府県を聞いたところ、1位は東京都で36.6%。その理由は、「人が多くて空気が薄そうだから」、「車や建物が多く、自然が少ないから」など、「都会=乾燥」という公式ができ上がっている様子。2位は北海道(20.6%)、3位は群馬県(12.8%)と続きます。自然豊かな北海道がランクインしているのは意外にも思えますが、「寒さ」を理由に挙げる人が多数。群馬県は「からっ風」が有名なため、風による乾燥のイメージが強いようです。
また、肌が乾燥していそうな職業は、キャビンアテンダントが1位(27.8%)という結果に。2位はサーファー(16.4%)、3位はOL(15.6%)で、“アウトドア”と“インドア”という対照的な職業が選ばれました。現役のキャビンアテンダントによれば、「温度変化の激しいところを行ったり来たりしているため、機内は乾燥している」とのこと。そのため、「ハンドクリームを塗ったり、ミストを使ったりしている」など、保湿に気を使う女性が多いといいます。
顔以外の保湿は忘れがち
乾燥を感じる部位のトップは、「顔」がダントツですが、保湿ケアに対しては、約9割の女性が顔だけではだめと回答。「顔以外の人から見られるところは乾燥していると年を感じてしまうので」という声があるように、首や手などは特に注意が必要です。その一方で、顔以外の肌の保湿ケアを行っている女性は4割以下と少なく、危機感はあるものの、後回しになっているのが現状のようです。
肌の乾燥で困ったエピソードとして、「足のかかとがガサついて、ストッキングをダメにしてしまう」といった女性ならではのものや、「指が乾燥していてスマートフォンの指紋認証がなかなか反応しなかった」といったものまで、さまざまな声が聞かれました。乾燥は顔以外の肌にとっても大敵。日々の保湿の積み重ねで、美肌を手に入れましょう。(菊地 香織)
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