もう間もなくひな祭りです。女の子のお子様や親戚がいる方は、準備などされているのではないでしょうか。ひな祭りの代表的なお菓子に、ひなあられがあります。鮮やかな色が雰囲気を明るくし、サクサクとした食感が多くの人に好まれます。そんなひなあられを自分で作れたら、さらに楽しいと思いませんか? 今回は、料理研究家である筆者が「自宅でできる簡単ひなあられの作り方」についてご紹介します。
■ひなあられの由来
ひな祭りの由来となるのが、かつて平安時代の頃におこなわれていた「ひな遊び」。ひな人形などを用いた遊びで、ひなあらあれはこの頃から食べられていたものが今に受け継がれています。関東と関西で差があり、関東が甘くて鮮やかな色をしているのに対し、関西は醤油や塩で味つけされています。
■もち米でひなあられを作る
(1)もち米を油で揚げる
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鍋に油を入れ、もち米を洗わずにそのまま入れます。170〜180度くらいの中温で揚げ、ポップコーンのように膨らんだら取り出します。
(2)油を切って冷ます
揚げすぎると茶色くなってしまうので、色が付かないように加減して揚げ、網杓子などを使って取り出します。クッキングペーパーの上にのせて油を切り、粗熱を取ります。
(3)パウダーをまぶして色付けする
粉砂糖や抹茶パウダーや桜パウダーを用意し、ポリ袋などにそれぞれ入れます。粗熱の取れたもち米を袋に入れ、あとは上下に振ってまぶすだけ。
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(4)ココアパウダーなどでアレンジも
パウダーは何を使うなどの決まりはありません。色付も自由です。ココアパウダーやシナモンなどでアレンジも可能。甘いものに飽きたら、カレー粉などを使ってみるのもありですね。
いかがでしたか? このほかにも、もち米ではなく切り餅を細かく切って作る方法もあります。この方法であれば、飾った菱餅も使えます。塩や醤油で味付けして、関西風にしてもいいですね。是非、お好みで。(料理研究家 オガワチエコ)
- Life & Aging Report
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