アダストリアが、日本の優れたモノづくりを発信する新プロジェクト「FOH.(フォードット)」を発表した。
アダストリアが新プロジェクト始動の画像を拡大 アダストリアの福田三千男CEOは、国内のアパレル業界で20年来主流だったOEM・ODMでの生産体系が「モノを生み出す」才能と技術の衰退を生み出していることを業界の課題として危惧していたとし、打開策としてR&D室を2016年9月に設置。技術を持ったデザイナーやパタンナーを育て、これからの繊維業界に貢献することを目的としている。
「FOH.」は、R&D室によるプロジェクトとして始動し、継承すべき日本の優れたモノづくり技術と国内のデザイナーたちのクリエーションの掛け合わせによる日本発のオリジナルプロダクトを発信する。プロダクトチームには「東紀繊維 吊り編み」「佐藤繊維 ニット」「ザンター ダウン」、デザイナーには「アナログライティング」の山本威史、「ファクトタム」の有働幸司、「ユウミアリア」の鈴木ゆうみ、「マーカ」の石川俊介らを迎える。プロジェクトは今秋本格スタートする予定。
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