Androidタブレットは、意外な形に進化するかもしれない

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2017年03月19日 10:22  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

我々が普段使っているスマートフォンやタブレットは、大抵のことならこなせる道具だ。

だが、敢えて機能を絞った製品というのはどうだろうか? スマホやタブレットと同じOSを搭載してはいるが、その用途が限定されているものである。

そうした製品は売れない? いや、そんなことはないだろう。それを言うなら、家庭用ゲーム機だって「機能を絞ったPC」のようなものである。

持ち運びを想定せず、部屋に据え置く前提のタブレットがあってもいいはずだ。

次時代の「ラジカセ」になるか

さて、毎度お馴染みのクラウドファンディング『Indiegogo』。ここに『Clarity』という製品が登場した。

http://www.youtube.com/embed/wpNbi4EhZu4?version=3&rel=1&fs=1&autohide=2&showsearch=0&showinfo=1&iv_load_policy=1&wmode=transparent

これはあくまでも据え置きの音楽スピーカーとして設計されたものだ。ただ、決して持ち運びに困る重さではないため(約0.9kg)、アウトドアなどでも重宝するかもしれない。

そしてこれは、何も音楽を聴くだけに留まらない。Skypeで話すのもいいし、台所においてクックパッドを閲覧するのもいい。OSはAndroid5.1である。

ベッドの脇に置くものと想定すれば、ちょうどいいサイズとデザインではないか。

キャンペーンはすでに成功している。目標額5万ドル(約570万円)に対し、3月3日の時点ですでに8万8,000ドル(約1,000万円)が集まった。

「市場化を待ってみる」という選択

私事になるが、筆者はこのClarityがほしいと思った。買おうかとも考えている。

ただし、Indiegogoでの出資は控えた。この製品の販売予定価格は199ドル(約2万3,000円)で、つい最近まではIndiegogoで99ドル(約1万1,000円)という提供枠があった。だがはっきり言って、これだけの製品が99ドルというのは安すぎる。

キャンペーン開催中の段階では、資金を出して注文することを「購入」とは言わない。あくまでも「投資」であるから、失敗する可能性がある。それを避けて数ヶ月後に199ドルで購入したとしても、それは決して損ではない。

「市場化を待つ」というのも、クラウドファンディングウォッチングにおけるひとつのテクニックなのだ。

【参考・動画】

※Clarity: Alexa & Android Touchscreen Smart Speaker-Indiegogo

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このニュースに関するつぶやき

  • AndroidはOSの名称であって、タブレットとは端末の形態の呼称です。従ってこれはAndroidタブレットの進化とは言わないですな。てかこのライターはOSが何か判ってるのかいな?
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