戦力外から開幕一軍を掴んだヤクルト・大松尚逸

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2017年03月31日 11:52  ベースボールキング

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ベースボールキング

ヤクルトの大松尚逸(C)KYODO NEWS IMAGES
ロッテを戦力外となり、春季キャンプに行われた入団テストに合格したヤクルトの大松尚逸は開幕一軍入りを果たした。

 大松はオープン戦の出場こそなかったが、二軍戦で打ちまくった。2試合連続猛打賞を記録するなど、6試合に出場して打率.526(19−10)、2本塁打、8打点と得意の打撃でアピールし、開幕一軍を勝ち取った。

 真中満監督は30日の開幕戦前日会見で「クリアに見て、新戦力だから試すというわけではなく、純粋に戦力として一番いい選択をということで選びました」と一軍スタートの経緯を説明。つづけて「現状ですと、足は100%ではないというところで、現状は代打。まずは代打で考えています」と代打で起用することを明らかにした。

 また、現役時代に大松とチームメイトだった里崎智也氏は大松について、29日に放送された『ショウアップナイター開幕最前線』(ニッポン放送)で「今バッティングが調子いいですから。ヤクルトで花を咲かせたいという思いがあるはず。面白い存在じゃないかなと思います」と期待を寄せる。
 
 大松はロッテ時代の08年に24本塁打を放ち大ブレイクすると、10年には自己最多の142試合に出場。しかし、近年は故障や打撃不振に苦しみ、出場機会が減少。昨季は二軍でアキレス腱を断裂したこともあり、一軍出場はなし。同年10月にロッテから戦力外を受け、今春のキャンプに行われた入団テストで合格を勝ち取った。

 ロッテ時代には『満塁男』と呼ばれた男。新天地でもう一花咲かすことができるか注目だ。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)

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