チーム打率.183、6得点…我慢が続くロッテ

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2017年04月05日 11:12  ベースボールキング

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ベースボールキング

ロッテの伊東勤監督
オープン戦12球団トップの13勝2敗3分の成績で終えたロッテだが、シーズンが開幕してからまだ1つも勝ちを手にすることができていない。

 その原因のひとつに打線が挙げられる。ここまでチーム打率は12球団ワーストの.183、6得点と得点力不足に喘ぐ。また、チーム本塁打に至っては12球団で唯一0本塁打だ。

 現時点では、昨季チームトップの24本塁打、92打点を記録したデスパイネのソフトバンク移籍が、予想以上に大きな穴となっている。デスパイネに代わる主砲としてパラデス、ダフィーの2選手を獲得したが、パラデスはここまで、打率.176、0本塁打、0打点。オープン戦で本塁打と打点で12球団トップの成績を残したダフィーも打率.167、0本塁打、2打点。開幕して4試合で判断するのは難しいが、オープン戦でみせたような打撃を披露できていない。

 また、期待の大砲4年目の井上晴哉は打率.286を記録しているが、4日の1点を先制してなお、二死満塁のチャンスで三振に倒れるなど、打点は0。チャンスで勝負強い打撃が期待されるだけに、やや物足りない印象だ。

 打線全体をみても、4日の日本ハム戦では、毎回のように走者を出しながらもチャンスであと1本が出ず。7安打放ちながら1得点のみ。

 伊東監督は4日の日本ハム戦後、「ピッチャーが頑張ってくれているけど、なかなか点が取れない。我慢できない状態になっている。今の打線状態じゃ厳しい。打つまで我慢するしかない。今日もいい形で先制できたが、なんとか勝ちたいという気持ちをもっていたけどね」と状態があがらない打線について言及した。

 まだ開幕したばかり。今日こそ打線が爆発し、スカッと今季初勝利を挙げたいところだ。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)
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