マリナーズ岩隈、6回2失点も今季初黒星 打線の援護なく、ソロ2発に泣く

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2017年04月05日 12:02  ベースボールキング

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アストロズ戦に先発登板したマリナーズの岩隈久志
○ アストロズ 2 − 1 マリナーズ ●
<現地時間4月4日 ミニッツメイド・パーク>

 マリナーズの岩隈久志が4日(日本時間5日)、敵地でのアストロズ戦に今季初登板初先発。6回をソロ本塁打2本による2失点に抑えたが、打線の援護に恵まれず、2017年は黒星スタートとなった。

 岩隈は初回、1番スプリンガーを三ゴロに仕留めるも、これを三塁・シーガーが失策。先頭打者を嫌な形で出塁させたが、続くプレグマンを併殺に仕留め、仲間のミスをカバーした。

 初回を結果的に3人で退けると、2回はテンポよく三者凡退。3回も先頭の7番ギャティスを左飛に打ち取ったが、ヤンキースから新加入した8番マッキャンに、移籍後1号となるソロ弾を左翼席へ運ばた。

 それでも、続く9番ゴンザレスを空振り三振に仕留め、メジャー通算700奪三振に到達。すると直後の4回表、打線がようやくつながり1−1の同点に追いついた。

 岩隈は4回と5回、それぞれ四球での走者を出したものの、ここでも落ち着いた投球を見せ無失点。球数も少なく、いいペースで後半6回のマウンドに上がったが、先頭の9番ゴンザレスにまたしてもソロ弾を浴び、再び勝ち越し点を奪われた。

 岩隈は6回を投げ切りクオリティースタート(6回以上、自責点3以内)を達成したが、1−2の状況で降板したため、この時点で今季初勝利はお預け。それでも83球を投げ、4安打3四球2奪三振で2失点。先発の役割は果たした。

 ただしこの日も、マリナーズは打線が沈黙。5回以降は得点を奪えず、岩隈の黒星を消すことはできなかった。前日の試合で移籍後初安打を放ったアストロズの青木は、この試合での出番はなかった。

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  • あと二年、なんとか怪我無く活躍を期待します。高校と大学のたかだか七年間で一回や二回の伝説を作るよりも、プロの世界で20年間稼ぐことの方が価値があると思うから。
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