ヨーロッパリーグ準々決勝ファーストレグが13日に行われ、リヨンとベジクタシュが対戦した。しかし、同試合の開催が実施されたリヨンのホームスタジアム、パルク・オリンピック・リヨンで試合前にショッキングな事件が起きた。13日付のイギリス紙『ミラー』が報じている。
同紙によると、試合前にスタジアムの上層の席に陣取っていたベジクタシュのサポーターが、下の席に向かって花火や物を投げつけるなどの行為を行い、これに反応したリヨンのサポーターと乱闘騒ぎになった。ベジクタシュのサポーターたちは以前に、フランスのフーリガンから攻撃を受けていたと報道されている。
数千人のファンはこの騒動に身の危険を感じ、試合前のピッチに逃げ出した。リヨンの会長であるジャン・ミシェル・オラス会長は、今回の騒動を受けて対応に追われていると同紙は報道。この事件により試合は45分遅れでキックオフされた。なお、試合はリヨンが2−1で勝利している。
12日にも、チャンピオンズリーグ準々決勝ファースレグを戦うドルトムントのチームバスが3度も爆発を受けた。UEFAは改めてファンやチームの安全面を考慮しなければいけないと同紙は締めくくっている。
リヨンは20日にベジクタシュのホームでセカンドレグを戦う。