チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の全試合が19日に終了し、準決勝進出4クラブが出揃った。
史上初の連覇を狙うレアル・マドリードは、バイエルンを2試合合計6−3で撃破した。アウェイでの第1戦で2−1の逆転勝利を収めたが、第2戦では延長戦に突入。それでもエースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのハットトリック達成などで、4−2で激闘を制し、史上初の7年連続ベスト4入りを果たした。
2年連続の決勝進出を目指すアトレティコ・マドリードは、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターの快進撃を止めた。18日の第2戦は1−1のドローだったが、ホームでの第1戦で1−0の勝利を収めており、2試合合計2−1で準決勝進出。レスターのCL初挑戦はベスト8で終わった。
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、モナコに連敗し準々決勝敗退となった。モナコがアウェイでの第1戦で3−2の勝利を収めると、ホームでの第2戦も3−1で連勝。13年ぶりとなるCL準決勝進出となった。
バルセロナは第1戦のアウェイゲームでユヴェントスに0−3の敗戦。前ラウンドで4点差をひっくり返した“奇跡の逆転劇”の再現に期待が高まったが、ホームでの第2戦もノーゴールに終わり、ベスト8で敗退となった。2戦合計3−0で2年前の決勝のリベンジを果たしたユヴェントスが、ベスト4に駒を進めた。
なお、準決勝の組み合わせ抽選会は21日に開催され、ファーストレグは5月2、3日に、セカンドレグは5月9日、10日に行われる。
2016−17シーズンのCL準決勝進出を決めた4クラブは以下のとおり。
レアル・マドリード(スペイン)
アトレティコ・マドリード(スペイン)
ユヴェントス(イタリア)
モナコ(フランス)