5月1日は労働者の日で、祝日だった南アフリカ。ケープタウンのタウンシップ、ニャンガにあるスーパーマーケットで、早朝に強盗が押し入り人質をとって立てこもる事件が発生した。
ショッピングモール「ニャンガ・ジャンクション」にある「ショップライト」という大型スーパーでは、早朝6時から開店準備に追われていた。そこへ3人組の強盗が押し入り、従業員らを人質にして立てこもった。報告を受けた警察はすぐに周辺を立ち入り禁止とし、人質交渉官や特殊部隊などが駆け付けている。
人質となったのはショップライトの従業員5名、警備員3名、清掃員2名の10名。警察の発表によると、スーパーの中から銃声が数発聞こえたという。
特殊部隊が潜入し犯人を捕らえ、人質が無事に解放されたのは12時間後の午後6時だった。人質であった25歳の警備員が銃で撃たれ、強盗の1人も特殊部隊との銃撃戦で負傷したとのこと。警備員は救出後、病院に搬送され手当てを受けたものの死亡している。
強盗らは金品を奪おうとスーパーに侵入したとみられているが、今も警察の捜査が続いているようだ。
出典:http://www.iol.co.za
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)
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