キーラさんはオペレーターの対応に苦情を言うべく電話したが、繋がることはなかったそうだ。この件に関し、East of England Ambulance Serviceのスポークスマンは「キーラさんから救急車の要請を受けたのは事実です。怪我が命に関わるほどではないと判断し、救急車の出動を断りました。キーラさんとはオペレーターが電話を通してトリスタン君の状況を確認し、家族が自らA&Eへ連れて行くことに同意したので、オペレーターはトリスタン君の容態が悪化すれば、再度999に連絡するようにと伝えたようです」と述べた。
また、トリスタン君が診察を受けたヒンチングブルック病院を運営するノースウエスト・アングリアNHS財団信託(North West Anglia NHS Foundation Trust)のスポークスマンは、「金曜の夜は時間帯に関係なくA&Eは多忙を極めます。通常よりも待ち時間がかかることをご了承頂きたい。ですが、NHS Englandにより指定されている4時間以内という枠で、できるだけ早く全ての患者を診るようには心がけています」と話している。