男性の口臭が気になる女性は約9割!
スギ花粉やインフルエンザの流行のピークも過ぎ、口元を覆うマスクを外す人が増えるこの時期、気を配りたいのが口臭エチケットです。株式会社プラネットが口臭ケアをテーマにアンケートを実施(男女4,099人が回答)した結果、7割から8割の人たちが、自分についても他人についても口臭を気にしていることがわかりました。
性別でみると、男性は同性、女性は異性の口臭が気になると答えており、女性の口臭よりも、男性の口臭の方が気になる人が多いことになります。「男性の口臭が気になる」と答えた女性は86.8%に上り、ほとんどの女性は口臭といえば男性と思っているようです。
年代別にみると、自分の口臭については、男女ともに30代が最も気にしており、年代とともに下がる傾向にありました。一方、他人の口臭になると、男女ともに20代は気にしている人が最も少なく、20代女性に限ると、他人の口臭を「とても気になる」と答えた人が1割以下で、他年代の半分以下という低さでした。
会話以外の“密室”でも注意が必要
口臭が気になるシチュエーションは、自分も他人の口臭も「近くで話すとき」が断トツでトップですが、注目したいのが自分の口臭についての3番目「電車、バス、エレベーター内など他の人が近くにいるとき」です。特に、女性は「話をしなくても近くにいるだけで他人の口臭が気になる」と感じる人が多く、他人と接近する公共の場面や密室でも、周りを不快にさせないような口臭ケアが必要なようです。
口臭を気にする人が多いなか、ケアについて聞いてみると、1位「歯を磨く」、2位「口の中を水でゆすぐ」、3位「マウスウォッシュを使う」の順となり、基本のケアをしている人が目立ちます。女性の3人に1人は、デンタルフロスや歯間ブラシを使っており、女性にとって口臭ケアは、身だしなみのひとつとして定着しているのかもしれません。
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口臭に関する失敗談のなかには、「夫の口臭がひどくて、あれこれケア用品を試したが、改善せず、寝室を分けた。くさすぎて耐えられなかった(40代女性)」といった笑い話ですまない話もちらほら。自分も周りも不快な思いをしないように、日ごろからケア用品を使ったり、必要があれば歯医者で相談したりして、息エチケットを守りたいですね。(菊地 香織)
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