慢性化した腰痛を完治させる 専門家の新しいメソッド

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2017年05月30日 18:04  新刊JP

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『「つらい腰痛」は指1本でなくなります:薬も道具も使わない、「腰痛緩消法」なら自分で治せる!』(三笠書房刊)
デスクワークの人も、立ち仕事の人も、症状はちがえど「腰痛」が共通の悩み事だったりします。整体やマッサージに通って痛みをごまかしているうちに、慢性化させてしまっていませんか?

■体の奥の筋肉が腰痛を引き起こす!

腰痛の大部分は、その原因は患部や周辺の筋肉の緊張にあるとされます。

『「つらい腰痛」は指1本でなくなります:薬も道具も使わない、「腰痛緩消法」なら自分で治せる!』(三笠書房刊)の著者で「痛みの専門院」院長の坂戸孝志さんは、特に筋肉の中でも、体の表面ではなく奥の方にある筋肉の緊張が腰痛を引き起こすとしています。だからこそ、体の表面をもみほぐしたり指圧するだけでは、根本的な解決にはなりにくいようです。

手で触れることのできない、深い場所にある筋肉をほぐすことが腰痛を治すポイント。坂戸さんはそのために「緩消法」という手法を提唱しています。

この「緩消法」の特徴は自分で試せること。ここでは、そのもっとも基本的な方法を紹介します。



足を肩幅より少し広めに開き、両方の手を腰に置く。それぞれの親指を脇腹の方向から真横に入れて軽く押す。止まったところが筋肉の緊張している部分。押さえた親指を支点にして、上半身を片方の側に1秒かけてゆっくり傾け、1秒かけて元の姿勢に戻す。反対側でも同じことを行う。3〜4の動作を、途中で止めずに全部で10往復行う。親指で軽く押している部分の筋肉の軟らかさを確認する。親指が抵抗なく筋肉に入っていくようなら、筋肉が軟らかくなっている証拠なのでOK。6で、まだ緊張が残っている場合は、2秒ほど指を離した後に、2〜5を再度行う。この2秒の休みを入れながら、指で軽く押している部分がさらに奥に入っていくことを確認しながら行う。親指を上や下にずらし、ほかに緊張した部分があったら、2〜5の動作を行っていく。直接的に腰を触るのではなく、脇腹の奥に指を入れることで、腰方形筋や脊柱起立筋といった、腰回りの深い部分にある筋肉にアプローチできるため、腰痛の症状を単に軽減するだけでなく、完治させることにつながるといいます。



ここで紹介した方法は、坂戸さんの提唱する「緩消法」のごく一部。実際にはより多彩な方法で、腰の深部をほぐす手順が解説されています。

慢性化した腰痛は、物事に取り組む集中力を削ぎますし、あらゆることへの意欲を奪ってしまいます。活動的で充実した日々を取り戻すためにも、坂戸さんのメソッドを採り入れてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)

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