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小学校、入ってみたらこうだった! ――1年生4・5月の記録

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2017年05月31日 09:33  MAMApicks

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未知の領域に足を踏み込む際、その状況を楽しめるか、恐怖を感じるかで人は大きく分かれることだろう。

筆者は、第一子である長男の入学を2年後に控えた頃から、それはそれはいろんな心配をしてきた。

学童の閉所時間が保育園より早いのでどうしよう、夏休みはどう過ごしたらいいか、ランドセルはどれを買ったらいいのか、サマーキャンプで変質者に襲われたらどうしようか、通学途中で誘拐されるのではないか……。実際にそのような事件がおきてしまっただけに、なおさらだ。

とはいえ、入ってみたらそうでもなかった部分や、思った以上に○○だった!など、入学から2ヵ月で早くもたくさん見られたので、来年度以降の就学児親向けに書き起こしておく。これら個人的な体験が誰かの参考になるのなら、きっと報われるだろう。


■入学前にスタートする学童
4月上旬は実家に子を預けるという“ジジババカード”を切ってしまったので、学童には入学式翌日からの参加だったが、まわりの同級生たちは4月1日より学童保育に通い始めた。

下の子のお迎えで会った際に学童の様子を聞けたが、すんなりなじんだ子、泣いていた子など、さまざまなようである。

ちなみに長男は、上級生に保育園での顔見知りも多く、違和感もなかった様子だ。なお、4月の半ばまで1年生は給食がなく、学童にお弁当持参だったのだが、自然解凍のおかずをつめて保冷バッグで持たせたら、凍っていたことがあった……。まだ肌寒い時期、自然解凍の過信は禁物だ。

■ほぼ内職!徹夜の名前付け
あらかじめ用意できるものにはとっくに名前がついていた4月6日。
当日持って帰った算数ブロックや計算カード、学校配布の色鉛筆など、細かいものへの名前付けを強いられた。

筆者のところは週末を挟んで4日ほど猶予があったが、学校によっては翌日に持ってこいというところがあるそうだ。

今回使ったのは、ベネッセで申し込むともらえるお名前シールと、A-oneのお名前ラベル。なるべく小さいシールに印刷できるものを使って、夫婦と子ども、3人で貼り続けた。

なお、今回大量の名前付けをやってみてわかったことだが、消しゴムのケースにマジックで記名すると、意外とすぐ消えてしまう。マステを貼って、その上から書いたほうがいいかもしれない。

■お母さんは心配症 〜登校編〜
通学路の途中に交通量の多い道がある。国道への抜け道なので、朝はいらいらした車が猛スピードで飛ばしてくることも。

「ひとりでいけない〜」と半べその1年生、しばらくは夫が背後からついて学校まで行ったが、なにしろ時期が悪い。松戸の小学生誘拐事件で持ち切りだったころである。

別のマンションの集合場所にまぜてもらうことになったが、群れるのを好まない長男は、一人でプイっと行ってしまう日があり、心配なので毎朝ベランダから見守っている。とはいえ、毎朝ベランダに立っているのをほかの子にも認識されている今、いつまでやったらいいのか、もう引き際がわからなくなっているのだが。

■多すぎる宿題とプリント
小学校はプリントが多い。大人の処理能力を軽く超えた量が毎日量産される。
小学生のいる家庭でのスマホ所有率はもう100%に近いのではないのだろうか? いい加減デジタライズしてもいいのでは、と思う。

学校独自の用語がプリントに書かれていることも多く、しばらくは上級生の子がいるママ友に聞いたりしたが、彼女たちも「意味がわからず先輩ママに教えてもらっていた」と答えていた。学校のことなのに、そこに学校が不在なのだ。

気になったので、できるだけ担任に問い合わせるようにしたが、たくさん質問しても1日に1つしか回答がこない。そういうルールなのかな?と思い、毎日1つずつ分散して質問していたら、連絡帳がハイペースで埋まってしまった。

先生のサービス残業が一方で話題になっている中、申し訳ないなと思いつつ、毎日質問しているうちに、担任レベルでできる部分については改善されたと思う。

毎日配られる時間割のプリントは、「おたよりBOX」というアプリで管理し、クラス共有機能を使って同じクラスの面々と共有している。

しかし、このアプリでは親同士のコミュニケーション機能をまるっとカットしているため、一人がリーダーとなってその人が延々とプリントを公開し続け、フォローしている人は閲覧権限しかない。共有の入れ物をひとつ作り、各自がそこにプリントをポイポイ入れていって、ヌケモレがないように管理できないものだろうか。

宿題については4月からいきなり出る学校、5月からぼちぼちのところとあるようだ。筆者のところは、4月からひらがなの書き取りが毎日あり、5月の連休明けから音読と運動が入ってきた。

書き取りは半分くらい学童でやってきてくれるので助かるが、音読は親が聞かないとどうにもならない。21時に帰宅しようものなら対応できないので、ジジババ任せになってしまうが、祖父母もいざマンツーマンで対応しようとすると、6歳児に多くを求めすぎてしまうようで、もめることが多くなってきた。

そして、音読を傍らで聞いていた2歳児の日本語が、日々上達していく。それが今の癒しだ。

■緊急連絡網、必要?
小学校で一斉メールというのに登録した。これは任意である。
運用が始まってみると、大雨時の下校待機も、急な学級閉鎖(大型連休直後に胃腸炎で学級閉鎖になった)も、先生が明日の時間割間違えちゃった!の連絡も、全部メールである。大変に便利だ。

そんなおり、PTAが連絡網を作った。これも任意である。
掲載を希望しない人には配らない、という、納得できるようなできないような通達が来ていたので、家に余っている携帯の番号を書いたのだが、ふたを開けてみたら全員が登録しており、そのすべては携帯電話番号だった。固定電話は遠くになりにけり……である。

練習で連絡網を回した際、連休だったのもあって、夫がその電話を放置しており、ちょっとした問題になってしまったが、後日メールアドレスを教えてもらったので、班長とは以降メールでやり取りするようにしている。

氏名と電話番号が合わさった場合、けっこうな個人情報になるのだが、クラスの個人情報が、「大声で親の電話番号を読み上げる」「外で家の住所を叫ぶ」など、“歩くセキュリティホール”である児童を伝って配布されているという事実。

相手の携帯番号を知ることでその人の持つ各種SNSを特定できることもあるし、いろいろな情報が紐づいている昨今である。ちょっと怖いなーと思った我々夫婦は、用心しすぎだろうか。

■オープンすぎる学校公開
最近では定期的に保護者や未就学児の親に授業を公開し、合わせて学校説明会を行う学校も多い。学校選択制の地域で顕著だろう。

先日はじめて学校公開に参加したのだが、体育の着替え風景まで公開されており、くだんの松戸の誘拐事件があったばかりなので、ひとりそわそわしてしまったのだった。

これ、おかしいと思ったのは私だけだろうか……?と思いつつ、その後のアンケートに書かせていただいたが、今後は児童の着替えについて配慮されるといいなあと思う。

区内でもその辺のバランス感覚に優れた学校はあり、そういうところはたいていPTA活動もスマートで、IT化も進んでいるのだ。そして新興住宅地に多い、という勝手なイメージがあるが、実際はどうだろうか。

■意外と安くならない教育費
公立小学校に入ったので、さぞかし毎月の出費が減るだろうと思っていた。
保育園で毎月2万円弱かかっていたのだが、現在は学童に毎月4,700円(勉強会費用込み)、給食費や教材費で平均5,000円。年度初めの4月と年度終わりの3月は引き落としがないので10ヵ月で割るのだが、均等割りではない。5月分は15,000円ほど一気に払うことになった。

なお、学童ももっと早い時間で帰るプランにすれば安くはなるのだが、そこは痛し痒しといったところだ。

■幼保小の違いはOSの違い?
いわゆる「小1の壁」の問題だが、保育園から就学した場合は強く差を感じて、一方で幼稚園からはそうでもない、とされるその理由を考えていた。

そもそも幼稚園と小学校は管轄省庁が同じ。保育園だけが異なっている。
OSにたとえるとわかりやすいかもしれない。幼稚園がWindows7、小学校が10、保育園がMac。

家ではMacユーザだけど、会社支給のPCはWindows……でもそれなりに使いこなさないといけない。たとえるなら、今はそんな気分だ。

筆者の居住区ではそのギャップをなくそうと、さまざまな試みが行われているが、ギャップが解消されたかときかれれば、言いたいことは山ほどあるのが現時点での感想だ。

こうした違和感は、次年度には忘れてしまって、すっかり“あちら側の人間”になりがちである。それを忘れないためにもこうして書き残すことはいいのかもしれない。


就学にあたっての不安や疑問を口にするたび“あちら側の人々”から反論されることも多かった。来年1年生を迎える側としては、不安に思っていることを発展的に解消する手伝いをしたいし、せめて優しい言葉をかけたいなあと思う。

今年度になってから、学校関係でとにかくタスクが増え、会社での生活にも影響を及ぼし初めていた。毎日持ち物が違うのでルーティンにできない。キャパはあふれ、凡ミスが増えた。

ああ、これに耐え切れず、先人たちは仕事をやめていったのかなと思ったりもしたけど、ゆるゆると乗り越えていきたい。

ワシノ ミカ
1976年東京生まれ、都立北園高校出身。19歳の時にインディーズブランドを立ち上げ、以降フリーのデザイナーに。並行してWEBデザイナーとしてテレビ局等に勤務、2010年に長男を出産後は電子書籍サイトのデザイン業務を経て現在はWEBディレクター職。

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