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親であれば誰しもわが子が優しい子に育って欲しいと願うのではないでしょうか。
では、子どもの優しさってどう身につくのでしょう? 生まれつき??
今日は子どもの優しさについて元保育園園長・現幼稚園園長の筆者がこれまでの経験を元にお話します。
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優しさってどう身につくのでしょうか。
確かに性格的なこともあるかもしれませんが、何より大切なことは優しさに気づくことです。
生まれ持って誰もが優しさを持っています。その優しさを関わる大人により引き出され、自ら実感することにより子どもは表現方法を知るのです。
まず優しく接する接し方を経験することが大切です。
どのように経験させるのか。
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まずは大人が相手の気持ちを代弁してあげること。しつけとして行動を教え込むというものではなく、日常生活の中で何か相手が喜んでくれた時に相手の気持ちを言葉で示してあげることで優しさに気づくことができます。
「〜ちゃん、ありがとう。きっと喜んでいるよ。」という言葉に代表されるように相手の気持ちを想像する「きっと」を積み重ねてあげるのです。
例えば、お土産をあげる行動などは事前に相手を思いながら「どれが喜ぶかな?」ということを想像します。
想像することで相手の気持ちになり考えることができるのです。その上でお土産を渡した時の相手の喜ぶ顔とありがとうの言葉があったならば、その嬉しさは倍増し、相手の気持ちに気づくことができるのです。
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構成する心があれば大抵のことはうまく乗り越えます。
僕が子どもたちを観ていて思うに、自分のチカラを最大限に引き出すことのできるチカラが構成力。
構成力は先を見通すことでこの先こうなるな、と予測することで極端に失敗が少なくなるのです。
構成する心を育てるにはブロック遊びやパズルに代表される構成遊びを多く経験することが良いと思います。構成遊びは他の遊びと違い時間を要します。
しかし、むやみに時間を与えるのではなく見通し持たすためには時間の目安をあえて示すことが必要です。
今日は15分パズルやってみよう!など時間の区切りを示してあげることで昨日より今日。今日より明日と意識が高まります。
遊びの中でも限りある時間を意識することで時間の使い方を知り構成しながら遊ぶ経験をします。普段の何気ない生活の中でも意識をすることはできます。
例えば「明日は何時に出発するよ。だから朝ご飯は何時までに食べようね。」などポイントとなる生活時間の区切りを示してあげることで自分の行動を構成し見通すチカラが培うことができます。
少しの意識でこどもはグンと成長します。ぜひ意識してみてください。
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※ Emese /Shutterstock
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