1997年にフランスを訪問したダイアナ妃は、恋人ドディ・アルファイド氏と共に車に乗るもパパラッチに追われるはめに。焦った運転手がスピードをあげた末に大事故を起こし、ボディガード1名を除く3名が命を落とした。当時、妃の長男ウィリアム王子は15歳で次男ヘンリー王子は12歳だったが、兄弟は母の死につき「自分達を責めた」という。
ダイアナ妃の死から約20年が経過し、母である妃を深く愛していたウィリアム王子と
ヘンリー王子はようやく癒えぬ悲しみを人に明かすことができるようになった。そして母が“いかなる人物だったのか”を国民が忘れぬよう祈る2人は、90分のドキュメンタリーにて「ダイアナ妃の死から1週間」、つまり死去から葬儀に至るまでの日々を語ったという。同ドキュメンタリーに出演した理由につき、ウィリアム王子はこのように明かした。
「ヘンリーと僕が出ようと決めたのは、母にそれだけ義理があると感じているからです。」
「幼い頃だったとはいえ、母をガッカリさせてしまった。そんな気持ちがあります。僕と弟は、母を守ってあげることができなかったのですから。」
またヘンリー王子も以下のように述べ、今も辛い気持ちが癒えぬことをにじませた。
「僕と兄にとって、母の話をすることは今後も変わらず辛いことでしょう。でも、あれから20年が経過します。母が王族のみならず、世界中の人々にどのような影響を及ぼしたのか。皆さんにそれを思い出してもらうには、良い時期かと思えたのです。」
さらにダイアナ妃の急死後、世界中から寄せられた愛と応援のメッセージに「今も感謝しています」とヘンリー王子はコメントし、こうも付け加えている。
「本当に素晴らしく、驚かされました。母があれほど多くの人々に大きな影響を与えたなんて、素晴らしいことと感じていました。」
このドキュメンタリーでは、ダイアナ妃の親友達や政治家、ジャーナリストらのインタビューも紹介するとのこと。うち多くの人達が、初めて妃の死について話したという。
画像は『Kensington Palace 2017年1月29日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)