なぜ日本で女性政治家は増えない? 現役の女性議員たちが議論〈Abema TV〉

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2017年06月10日 09:04  弁護士ドットコム

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女性の社会進出が進んだと言われても、管理職や政治家などの要職に就く女性の数はまだまだ少ない。6月10日放送の「Wの悲喜劇 〜日本一過激なオンナのニュース〜」(Abema TV)のテーマは、「オンナの政治家はつらいよ」。若手の女性政治家たちが、どんな壁にぶつかってきたのか、女性政治家に求められている役割を議論していく。


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番組に出演する現役の女性県議・区議たちに、MCのSHELLYさん、お笑いジャーナリストのたかまつななさん、ジャーナリストの横田由美子さんが迫る。(弁護士ドットコムニュース編集部・山口紗貴子)


●女性政治家の議員比率は「193カ国中164位」

小池百合子都知事、稲田朋美防衛相、民進党の蓮舫代表など、要職に就く女性議員も増えてきた。しかし日本では、国会や地方議会ともに女性議員の数は少ない。


国会での女性議員比率(衆議院)が193カ国中164位という状況だ(「列国議会同盟」調査、2017年3月1日時点)。また、市区町村議会での女性議員の割合は、全国平均で12.7%。1人もいない議会もある。与野党は、国会や地方議会での女性議員を増やすため、候補者の男女比率を均等にするよう各政党に求める「政治分野における男女共同参画推進法案」の今国会での成立を目指しているが、これも努力義務にすぎない。


番組に出演した女性議員たちは、ガラパゴス化した議会の実態、子育てをしながらの議員活動の苦労話とともに、政治活動のやりがいについても語っていく。またジャーナリストの横田さんからは、女性議員たちがより存在感を高めていくための課題についても述べられる。


候補者や議席の一定数を女性に割り当てる「クオータ制」など、「女性を増やす」という目的による制度活用については、「逆差別だ」という批判も出てくる。しかし、政治に多様性を高めるためには、様々なバックグラウンドをもつ人たちの登用が必要ではないだろうか。なぜ女性議員が日本で増えないのか。現役の議員たちの話からは、その多岐にわたる理由が見えてきそうだ。


【番組情報】


放送日時:6月10日(土)23時45分〜、再放送6月11日(日)17時〜番組名:「Wの悲喜劇〜日本一過激なオンナのニュース〜」放送チャンネル:AbemaTV(AbemaNewsチャンネル)番組はこちらから(視聴予約):


https://abema.tv/channels/abema-news/slots/9EnrbM5FfDh2Rm


(弁護士ドットコムニュース)


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