罪を犯そうとした者を見逃さず捕らえたまでは良かったが、勝手な判断で制裁を下すことは人として許されることではない。このほどブラジルで、自転車を盗もうとした少年を捕らえた25歳と27歳の男2人が「見せしめ」として彼の額にタトゥーを彫り、その動画をアップロードしたことから逮捕された。『Oddity Central』や『The Star Online』などが伝えている。
ところが男らは少年を椅子に座らせ、乱れた筆跡のポルトガル語で「eu sou ladrao e vacilao(私は泥棒で、負け犬です)」という侮辱の言葉を少年の額に彫った。同日にアップロードされ拡散した動画は少年の親族の目に留まり、警察に通報された。親族によると、少年は5月31日から行方がわからなくなっていたようだ。
画像は『The Star Online 2017年6月12日付「I am a thief: Brazilian tattoo artist brands young thief's forehead to teach him a lesson」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)