15日午後、台湾の嘉義県布袋鎮にある永安小学校の屋上で白骨化した遺体が見つかった。警察では、発見された遺体の状態やそばにあった携帯電話が旧型であることなどから死後かなりの時間が経過したとみている。『中国時報』など多数のメディアが伝えた。
遺体を発見したのは屋上の排水溝を掃除していた作業員の男性で、この日は大雨による水漏れがひどかったという。男性は溝の隙間に落ちていた破れた服や布団を引き出したところ白骨化した頭部を発見し、慌てて通報した。
この小学校では半年ごとに貯水タンクの清掃を行っており、3年前には屋上にソーラーパネルを設置する大掛かりな工事も行っていたが誰も異変には気づかなかった。
警察の調べによれば、同校の用務員だった男性の行方が10年前から分からなくなっているという。この男性の兄は遺体と一緒に見つかった衣服は弟が着ていたものに似ていると話しており、警察ではDNA鑑定により身元の確認を急ぐとしている。
画像は『中時電子報CTnews 2017年6月16日付「棉被裹白骨 疑揭弊失蹤10年校工」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)
Copyright(C) 2024 TECHINSIGHT CO,LTD. ALL RIGHTS RESERVED 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。