石井一久氏、デビュー当時の五十嵐亮太に「僕がいえることではないが…」

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2017年06月22日 11:22  ベースボールキング

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ソフトバンクの五十嵐亮太
プロ20年目を迎えたソフトバンクの五十嵐亮太は、今季もここまで29試合に登板し、5勝0敗、防御率1.32とリリーフで活躍。プロ入りから続く連続リリーフ登板も820試合(日本:737試合、メジャー:83試合)に伸ばしている。

 6月14日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ソフトバンク戦』の解説を務めた石井一久氏は「入ってきた頃は球が速かったが、僕がいえることではないんですけど、コントロールが悪かった。ストライクを取るのがやっとというピッチャーでした」とヤクルト時代の後輩・五十嵐のデビュー当時を振り返った。

 ヤクルト時代の五十嵐は、04年に当時の日本プロ野球タイ記録となる158キロを計測するなど速球派の投手だったが、メジャーに挑戦してから投球スタイルが変化する。日本ではストレートとフォークで打ち取っていたが、ヤンキース時代にナックルカーブを習得。これが五十嵐の新たな武器となった。日本球界復帰後は、ナックルカーブを効果的に使いセットアッパーとして活躍。14年と15年のリーグ連覇に貢献した。

 石井氏は五十嵐のナックルカーブについて「回転はカーブというよりも、ナックルのような不規則な変化でカーブのような軌道」と話す。ナックルカーブを習得した五十嵐だが、石井氏は「年齢重ねても速いボールが投げられる」と変わらず力強いストレートを投げられることを評価した。

 今年の5月で38歳となった五十嵐。年齢を重ねても進化を続ける五十嵐の活躍に期待したいところだ。

【五十嵐亮太の成績】
NPB通算:737試 59勝37敗70S 防2.90
MLB通算: 83試 5勝 2敗 0S 防6.41

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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